山椒は小粒でもぴりりと辛い

新4年生・・・承之介(承ちゃん)q 002

承ちゃん、なかなかオモロイ子(^o^)

何がオモロイって?・・・普段、メチャメチャ、おちゃらけてるし・・・俺(北岡先生)には、普通にタメ口(「俺、わかんねぇ~!」「俺も知ってる!」などなど(笑))・・・思いっきり、目を見開いて口尖らせて、一生懸命、俺に何かをしゃべりかけてくるかと思ったら・・・同級生とか下の学年の強い子に柔道で負けたら、悔しいんやろなぁ~?、目パチパチしながら、半べそかいてる(^O^)

 

でも、この承ちゃん・・・メチャメチャ、「気持ち」が強い!

ケツ叩いたら、メッチャ前に出ていくし・・・煽ったったら、「気持ち」全開でかかっていく

ほんで・・・あの、SO(北岡SO(新5年生))にまで、蹴りを入れにいく

冗談とはいえ・・・みんなが、なかなかできへんことを普通にやりよる(笑)

 

 

新4年生にしたら、身体はちっちゃいし・・・試合では、なかなか勝たれへん(・・・って言うても、まだ柔道始めて、1年ちょいやからな)けど・・・最近、一生懸命頑張ってる

昨日・・・水色帯を、ちらつかせながら煽ったったら、メッチャ頑張って練習に取り組んどった(^o^)

 

ウチ(北岡道場)は・・・子供たちのモチベーションを高めてやるために、頑張ってる内容、出来へん事が出来るようになった、泣かずに取り組めるようになったetc・・・で、帯の色が進級していくシステムにしてる

(白帯・・・赤帯・・・黄色帯・・・オレンジ帯・・・水色帯・・・緑帯・・・紫帯・・・紺帯・・・茶色帯・・・って感じで、進級していく)

同じ学年で、自分より後で柔道を始めたのに、進級が早かったら、悔しくて一生懸命取り組みよるし・・・兄弟でも、下の子が早く進級したら、上の子は「俺も・・・」って思って、頑張りよるし・・・また、「今まで出来へんかったことが、出来るようになったな!(^o^) 先生、ちゃんと見てんねんで(^o^)」って、進級してもうたら、モチベーションが上がって、「もっともっと・・・」って、新たなことにも挑戦し始めよる

子供って、ホンマ単純やけど・・・ごっつい可能性、ほんで未知なる力を秘めてるもんやでなぁ~(ホンマ、そない思うわ)

 

 

話が逸れてもうたけど・・・

オレンジ帯の、承ちゃん・・・一学年下のK太が水色帯を巻いてるし、メッチャ水色帯になりたかったんやろなぁ~

俺が水色帯巻いて、それをちらつかせながら、「頑張れよ! 承ちゃん!」「いけよ! 承ちゃん!」って、煽りまくったら、、同級生のJOE(メッチャ強い、ヤマタケSOも勝たれへん(^_^;))に、半べそかきながらやったけどメチャメチャ頑張って、かかっていっとったよ

 

承ちゃんの武器は・・・『背負い投げ』

せやけど・・・『背負い投げ』は、結構難しい

どうしても、技に入った時に、膝をついてしまう(柔道の少年ルールは、両膝をついた「背負い投げ」は、反則になる)

でも、俺(北岡道場)が教えてる『背負い投げ』は、どうしても、両膝をついてしまいがちになってまう

 

例えば・・・

右組みの選手が、背負い投げに入る場合・・・相手が、自分の右方向に回ってきてくれた時、また自分が左側に回りながら、右足(右膝)だけを折って、背負い投げに入る場合(この背負い投げの場合、自分の左足(左膝)は、伸びた状態で残ったまま)、両膝をつくことは、ほとんどあれへん

せやけど・・・

右自然体から・・・右足を、ほんのちょっと踏み込んで、次の動作で、右足と同時に、左足を反時計回りに回して、両足いっしょに、相手の足の間(股の間)に飛び込ませた場合・・・180度体を回転させ、その上で自分の前方向に投げようと前に重心がかかってるから、両足の母子球だけで自分の回転して勢いのついた身体および、引手で思いっきり前に引き出してるため、前のめりになってる相手の体重を支えることが物理的に不可能になってしまい、両膝をついてしまう

 

この2通りの『背負い投げ』・・・実は、まったく違う

子供の頃は・・・前者の『背負い投げ』の方が、試合で決まる率は、非常に高い

でも、「北岡道場」は、後者の『背負い投げ』しか教えへん

それは・・・高学年~中学生~高校生って、学年が上がっていく毎に、前者の『背負い投げ』は通用せえへんようになってまうからやねん

右膝だけを折りたたんで入る背負い投げ(前者)と、左足を反時計回りに大きく回して両足をいっしょに飛び込ませる背負い投げ(後者)とは・・・運動学的に、神経回路が全く違う

子供の頃、バンバン決まってた前者の背負い投げが、ある時期を境に決まらへんようになってきてしまう

(詳しくは書けへんけど・・・決まれへんようになるのは確かやねん(^_^;))

そうなった時、慌てて後者の背負い投げにシフトしようとしても・・・それを習得するのに、おそらく3年の時間を要するやろうと、俺は思ってる

それやったら・・・子供の頃は勝たれへん、技がかかれへんかったとしても・・・指導者であるが故に、長いこと柔道を続けてほしいと願うが故に・・・俺はあえて、後者の『背負い投げ』を、子供達に指導させてもらった方がええんとちゃうんかな?って思ってんねん

 

 

また、話が逸れてもうたけど・・・

最近、承ちゃんが・・・徐々にやけど、その『背負い投げ』を自分の物にし始めてきた

4月下旬の「日整全国少年柔道大会 宮城県予選」に、エントリーしてるけど、どんな戦いをするんか?・・・俺、メッチャ楽しみにしてんねん(^o^)

 

ほんで、また・・・その「気持ち」の強さを生かして・・・数年後、「俺の元を離れてから、華を咲かせて(柔道如何にかかわらず)くれたらええなぁ~」っても願ってる

体のちっちゃい、承ちゃん(30kgあるかなぁ~?)・・・宮城県内でも、同級生で60kgくらいある子もおったりするけど・・・承ちゃんが高校生くらいになって、70kgくらいになった時・・・その子が、160kgになってる確率は、かなり少ないやろうからなぁ~(笑)

 

 

 

練習終わって、整理体操してる時・・・

2本の帯を、承ちゃんに見せながら・・・「あなたの帯は、オレンジ帯ですか? それとも、水色帯ですか?」(「あなたが落としたのは、普通の斧ですか?それとも、金の斧ですか?」くらいのノリで)って尋ねたら・・・3回目の問いかけで、やっと俺のジョークに気付いて、「水色帯!」って、水色帯を選んどったわ(笑)(笑)(笑)

メッチャ嬉しかったみたいで・・・北岡道場LINEで回ってきた、お母さんのコメント

「今夜は、帯といっしょに寝るんだ(^o^)」・・・やって

承ちゃん・・・水色帯進級おめでとう!

 

 

さぁ、みんなも負けんと・・・

元気出していこう!!

READY! GO!

 

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