北岡道場通信

5月11日(水)・・・東北放送の方が、道場に取材に来てくださった

全柔連から発表された、小学生の全国大会廃止の一件で、ウチの道場はどうなのか?っちゅうのが、テーマみたいで・・・

 

俺・・・道場内で練習してる子供たちの練習風景を、ちょっと撮影して・・・軽い感じで、一問一答くらいの受け答え(マスクも付けたままで)なんやろな?って思ってたんやけど・・・

蓋を開けてみたら・・・

カメラクルーの方が2名もおいでになられて(ライト?なんかもあって)・・・インタビュアーの方が1名いらして・・・なんか、メチャメチャ本格的な取材でなぁ

最後に、マスクを外しての撮影もあったねんけど・・・無精髭は剃ってへんし・・・ホンマ、参ったわ(^-^;

 

練習内容も・・・

「「普段通り」でお願いします!」っていうことやったから・・・

リレーしたり・・・子供たちと大笑いしたり・・・普段通り「ええ加減」な内容やったけど・・・

ホンマに、あれで良かったんやろか???(笑)

 

 

せやけど・・・

みんなが帰った後に、単独でインタビューされた時・・・

自分の足跡を、どんどんどんどん掘り起こされたねんけど・・・

なんやろう?・・・上手く言われへんけど、ものごっつい『初心』に戻れた気がしたなぁ

 

自分自身が、根本に掲げてるコンセプトっちゅうんか?

自分自身が、子供たちに何を伝えたいから、道場を立ち上げたのか?っちゅうんかな?

 

自分は、「指導者」じゃなくて、『教育者』でありたい!

子供達には、「自己責任」を持って、社会に羽ばたいていってもらいたい!

子供の頃は、「柔道」でも何でも、楽しくなかったら意味がない!

柔道は、二の次、三の次・・・子供の頃は(いや・・・子供の頃やからこそ)、もっともっと学ばなアカン大切なことがある!

子供達には、俺の下におる間やなくて、社会に羽ばたいた時にこそ、輝いてもらいたい!

 

御父兄同士が、メッチャ仲がええこと

俺(監督)とご父兄の間に、壁があれへんこと

上級生が下級生の面倒を見て、下級生は上級生の言うことを聞くこと

俺(親父)がおって・・・母親(ご父兄の方々)がおって・・・外で働く兄姉(OB&OG)がおって・・・家(道場)にいる兄弟・姉妹(道場生)がおって・・・

正に・・・『ファミリー』やよな?

『北岡ファミリー』

 

何を求めてるんか?

何が大切なんか?

何を子供たちに伝えていってやりたいと考えてるんか?

それを・・・必然的に、あらためて考えさせてもらえる機会を与えていただいたような気がした

 

 

ほんで・・・

道場訓でもある・・・

「競争社会に立ち向かうたくましさ」

「世の中が思い通りにならないことの自覚」

「心(気持ち)の強さ」

「感情(怒り)の抑制」

「他人に対する思いやり」

「辛抱と努力をすること」

「不平不満を云わぬこと」

「与えられた環境の中で最大限の努力をすること」

「弱い者いじめをしないこと」

「嫌なことがあった時、「北岡道場」を頼ること」

・・・・・に込めた「想い」も浮き彫りになって、今一度、考えさせてもらえる機会となった

 

道場設立当初から今までに起こった、いろんな出来事・・・自分に降りかかってきた事案・・・自分にとって、起こるべくして起こった必然etc・・・

そんないろんなことを、走馬灯のように思い出したよ

 

 

 

俺は・・・決して、子供たちの「今」「現在」を見てる訳ではあれへん

我が子であれ、道場生であれ・・・彼らのことを「客観的」に見てる部分は多々ある

 

それは、どういうことなんか?っていうたら・・・

 

彼らが、近い将来、遠い将来含めて・・・あらゆるコミュニティーの中で・・・

自分勝手な言葉を吐き出した時・・・ホンマに、蔑まれることなく受け入れてもらえるんか?

自分勝手な行動をした時・・・ホンマに、ため息をつかれることなく受け入れてもらえるんか?

 

上手く伝われへんかも知れへんけど・・・

彼らが・・・同じ部活の仲間やったとしたら?

彼らが・・・同じ修行をしてる同志やったら?

彼らが・・・同じ会社の同僚や後輩やったら?

彼らが・・・ウチのスタッフやったら?etc・・・

 

そないな見方をした時に・・・

ホンマに、彼らの行動を称賛してやれるんか?

ホンマに、彼らの言葉を許すことができるんか?

ホンマに、彼らのことを応援してやれるんか?

そうやって・・・客観的な目で、彼らと接してる部分があるっていうこと

 

 

 

以前にも、この場で記したけど・・・

俺も、人の親やし・・・子供達(道場生)から、決して嫌われたくはない

当然やけど・・・我が子達からも、決して嫌われたくはない

 

せやけど・・・如何なる場面であっても・・・

「親父」「先生」「知り合い」等のフィルターを取っ払って、客観的な目で彼らと接する

 

そうしようとしてても・・・

子供たちのことが大好きやから・・・

「かわいい」「かわいそう」っていう・・・一見すると優しさとも取れる、己自身の感情を最優先にして、彼らを守ってやることの方がホンマはええんとちゃうやろか?

そないしてやった方が・・・

その時は、彼ら自身も嫌な思いをせえへんやろうし・・・俺自身も、彼らから嫌われることはないんやろな?っていう狭間で・・・俺は、いつも葛藤してる

 

 

せやけど・・・

その葛藤の先に・・・いつもいつも、行き着く「答え」なんやけど・・・

(失礼な話やけど)世の中には・・・俺自身が、蔑まざるを得んような言動をするような人たちが、普通におることを思い出す

 

※そこでも、客観的に引いて考えてみてほしい

その人たちにも、親御さんがおって・・・その親御さんたちは、子育てをしてる最中に・・・

「ウチの子は・・・大人になった時に、自分勝手な言動をするような子になるやろな?」

「ウチの子は・・・人から言われたことだけしか行動できない子になるやろな?」

「ウチの子は・・・礼儀、筋道を通さへん子になるやろな?」

・・・って思いながら、蔑んだ子育てをしてきたんやろか?

 

違うやろな?

 

きっと・・・

「大人になったら・・・人の痛みを感じれるようになるよ」

「大人になったら・・・人に言われなくても、自ら率先して行動できるようになるよ」

「大人になったら・・・礼儀や筋道を通せるようになるよ」

そないな考えをしとった部分は、少なからず持っとったんとちゃうんかな?

 

せやのに・・・社会に出た時に、他人様から蔑まれてしまうような言動をとってしまうのは、なんでなんやろか?

 

俺ら親自身が、「その場」「その場」で、何を最優先にしてきたんか?っちゅうこと・・・

ほんで、また・・・

それらは、子供たちに対する「信頼」じゃなくて、「期待」以外の何ものでもなかったっちゅうことが・・・

その答えに、大きく影響することなんとちゃうんかな?って・・・俺は、常々、そないな「答え」に行き着いてしまう

※これは、あくまで俺の持論やから、好き勝手に記してる内容、どうかご理解いただきたい

 

 

俺自身は・・・

命よりも大切な「我が子」・・・ほんで、俺の大切な大切な「道場生」たちが・・・社会に出た時に、赤の他人に蔑まれるなんて絶対に嫌やし、そんなことはこれっぽっちも考えたくはない

 

そない思えば、思うほど・・・

今、彼らに何をしてやるべきなんか?

今、彼らに何を伝えてやるべきなんか?

・・・が、浮き彫りになってくる

 

せやから、俺は・・・

目ン玉に力を込めて・・・彼らを叱り飛ばすし、谷底にも突き落とす

 

 

 

先日・・・ある(大学生の息子さんを持つ)方と話した時のこと・・・

その方曰く・・・

「ウチ(会社)に働きに来てる18歳、19歳の子たちは、彼(息子)と同じような言動が決して許されない世界にいるんです   だって、「責任」を背負って、仕事をしに来てるんですから・・・   自分達は「親」だから、甘く見て許そうとしてしまうけど・・・一歩、社会に出たら、自分達が誰かのことを見て「う~ん」って蔑んでしまうように・・・彼(息子)自身も赤の他人から、間違いなく蔑まれてしまうんです   いつまでも子供じゃなく、もうそういう年齢なんですからね?」って・・・

 

俺、それを聞いて・・・妙に納得させられた

 

 

以前・・・道場生たちに云うたこともあるんやけど・・・

その昔・・・戦争の時には、15歳、16歳の少年たちが、「家族のために! 国のために!」って、特攻隊として命を投げ出したと聞いた

俺自身も、現実には経験をした訳やあれへんし、現実に見てきた訳でもあれへん

 

せやけど・・・

先に記した、ある方との話の内容も然りやけど・・・

今も、昔も・・・15歳は、15歳

働いとっても、大学生であっても・・・18歳は、18歳

彼らの「立場」や「立ち位置」を、こっち(親)サイドの都合で上手いこと使い分けて、論点をすり替える訳にはいかへんねん!って・・・

俺自身も、ずっとそない考えてきたから・・・

我が子(特に、中学を卒業したら、家を出そうと考えてたREN兄ぃ)に対しては・・・そのこと(特攻隊のこと)は、ずっと伝え続けてきた

 

 

それでも・・・

それでも・・・

俺も親やから・・・心のどっかで、「ウチの子は大丈夫やろう?」「ある程度の歳になったら、できるようになるやろう?」って、浅はかに考えてる部分が、少なからずあるんかも知れへん

 

せやけど・・・

それで通用するんやったら・・・「三つ子の魂百まで」なんていうことわざが、昔の人から後世に語り継がれることは、きっとあれへんで?

 

 

せやから、俺は・・・

「今」じゃなくて、「将来」を見越して・・・彼らと、ずっと接してきたつもりでおるし、これからもそうやって接していこうと考えてる

 

 

さっきも記したけど・・・

正直言うたら、子供達から嫌われたくはないし・・・うるさいオッサンやなぁって思われたくもない

せやけど・・・

俺が嫌われたり、煙たがられたりすることで・・・ほんのちょっとでも、彼らの心の中に「何か」が残るんやったら・・・

俺が嫌われることくらい、屁でもあれへん

 

我が子から・・・「親父」!

道場生から・・・「先生」!

そない、呼んでもらってる以上・・・そんなことは、覚悟の上やろ?

なぁ!? 耕太郎!!

 

 

「親」になって・・・27年

「先生」って呼んでもらって・・・16年

 

まだまだ、子供たちに嗅いでもらわなアカン「昭和の臭い」は、仰山ある

「昭和」っていう鎧を着て・・・胸を張って、「令和」を歩いていってやろうやないかっ!(笑)

 

 

 

 

ちなみに、取材の内容の放送は・・・

5月28日(土) 12:00頃~

TBC 東北放送 「サタデーウォッチン」にて、放送予定!

 

乞うご期待!!(笑)

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

 

3月26日(土)・・・毎年恒例の「卒業生 追い出し会」を開催した

 

今年の卒業生(中学3年生)は・・・遼、啓太、樹梨、心優の4人

ちょっとだけ・・・卒業生のことについて記させてもらおうと思う

 

『齊藤 遼』

幼稚園の頃、道場に入会して、約9年半の付き合いになる

だいぶアホで、だいぶ問題児やった

小学校の頃は・・・ハワイアンズの「大家族旅行」でも、ちょっと浮いとったんやろなぁ?

ずっと、お父さん(あっちゃん)とばっかり行動を共にしとった

せやけど・・・

ある時期から・・・遼の周りには、後輩たちが集まるようになって・・・中学校になってからの「大家族旅行」では、ずっと仲間たちと過ごせるようになった

もちろん、26日も・・・

最後に卒業生たちに元立ちして、乱取りをしてもらった時・・・タイマーの音が鳴るたびに、遼の周りには、乱取りをしてもらいたい子供たちが、鈴なりのように集まっとった

俺は、ずっと・・・

これらは、遼自身が勝ち取ったものやと考えてきたし・・・「追い出し会」の日にも、「やっぱりな?」って、子供たちが集まってくる遼の姿を、目を細めさせて見させてもらってた

 

 

『佐藤 啓太』

「〇〇ちぼうえん(〇〇希望園)の、さとうけいたです!」

そない云うてた男が・・・もう卒業を迎える歳になってしもうた

勉強は、それなりにできたみたいやけど・・・学校では、結構問題を起こして、クラスメイトからは、ちょっと仲間外れにされた時期もあったっちゅうことも、俺は知っとった

だからこそ・・・

中学3年生の夏頃に・・・啓太の吐き出した言葉が、どうしても許すことができへんくて・・・

「俺の下におる間に、今一度、釘を打っといてやろう」って考えて・・・奴を、谷底まで突き落としてやった

その詳しい話は、まぁ置いといて・・・

学校では、そんな時期があった啓太も・・・道場では、先輩たちから弄られて、後輩たちからも弄られる、最高のキャラクター

もちろん、それは・・・日々、一生懸命に練習に取り組む啓太のことを、みんなが認めてるからやろうし・・・

最後の日も・・・啓太の周りには、当然のように大勢の後輩たちが集まっとったよ

 

 

『前田 樹梨』

4年前に道場を卒業して、柴田高校を県大会優勝に導いた立役者「前田恭佑」の妹、樹梨

ちっちゃい頃から、恭佑といっしょに道場には出入りはしとったけど・・・入会したのは、小学3年生やったかな?

ええ加減な道場やから・・・もちろん、ええ加減にしか練習もしてへんけど・・・

中学校になったくらいから、自ら、人一倍一生懸命取り組むようになって、どんどんと成長し始めて・・・チャンピオン大会準優勝等、素晴らしい戦績を重ねていった

最後の中総体(県大会)・・・優勝(全中出場)を目指して挑んだけど・・・結果、1回戦敗退

悔しかったんやろな?メッチャ泣いとったけど・・・その「悔し涙」と同時に、「柔道が大好き」ってことに気付いた・・・樹梨

自らの意思で・・・柴田高校進学を選択しよった

「大切なのは「結果」よりも『過程』」

俺が伝え続けてきた、その言葉を・・・ものごっつい、大切にしてくれてる娘

高校での、さらなる成長を見守らせてもらいたい

 

 

『早坂 心優』

樹梨と同時期くらいに、道場に入会してきた彼女は・・・「負けず嫌い」の塊

中学校にもなったら、男子との差が出てくるのは当然やのに・・・同級生やろうが後輩やろうが、一旦練習が始まったら、ガチンコで喰らいついていく娘

そんな心優も・・・家庭の事情で、引っ越しをせざるを得ん時期があってんけど・・・

「道場の仲間と離れたくない!」っていう想いで・・・最後まで、ここ(北岡道場)に居座り続けた(笑)

「負けず嫌い」やし、男子に対してでもガチンコで喰らいつくのとは裏腹に・・・後輩やちっちゃい子たちの面倒は、樹梨同様、メチャメチャ見てくれる・・・お姉さん的存在

いや・・・あそこまでいったら、最早、「お母さん」的存在かも知れへん

それくらい、子供たちの面倒を見てくれる、「心の優しい」娘やねん

そんな彼女も、また・・・樹梨同様に、柴田高校を選択しよった

高校で、その「負けず嫌い」を思う存分に発揮して、自分が求めてる場所へたどり着いてほしいと願う

 

※余談やけど・・・

心優も樹梨も・・・彼女たちのすごい部分は・・・お互いが、お互いの進路を、一切確認したり、同調したりしてへんかったこと

「「自分が(柴田高校に)行くから・・・」ってことを、相手に伝えたら、相手の人生を変えてしまうかも知れへんから・・・」ってことで・・・

たとえ、柴田高校に進学した時に、柔道部員がたった独りであったとしても(コロナの影響やなんやで、高校で柔道を続ける子が激減してるみたい)、自分は自分のやりたい「柔道」を選択するってことを、15歳の女の子が決断してたことには、ホンマに驚かされた

高校受験を控えて土壇場に来た2月に、それぞれ個別に進路を確認したんやけど・・・2人とも、同じことを俺に言いよった

 

 

 

そんな4人が・・・今年、北岡道場を巣立っていった

 

4人の卒業生が元立ちをして・・・道場生全員、最後の乱取り稽古をしてもらって・・・

その後は・・・

「北岡道場」恒例、「投げ込み」の儀式

道場生51名+俺+(今回は、今春高校を卒業する(清春、恭太、元、健之介)OBが、進路の報告をしに来てくれとったから)OBの先輩方4人+α・・・

約60人近い人数を相手に・・・「投げて」「投げられて」(これがまた、メチャメチャきつい(笑))

 

卒業生達全員、フラフラになりながらも・・・

最後の最後は、お父さん、お母さんから投げてもらって・・・道場に通わせてもらった「御礼の言葉」を、親御さんに言いにいく

 

毎年毎年・・・その光景を見るたびに、涙腺が崩落しよる

 

 

そないして・・・最後の練習を終えてから・・・『追い出し会』スタート

仙人(琳ちゃんの親父)の乾杯の音頭から始まって・・・

スーパースター???(昨年の卒業生:承之介先輩)からの手紙を読んで・・・

卒業生からのコメント・・・

卒業生の親御さんからのコメント・・・

卒業生への贈り物贈呈・・・

卒業生から、俺と明美さんへの手紙と贈り物・・・

俺からの最後の「説教」・・・

 

刹那さ全開やったけど・・・ものごっつい素晴らしい時間やったと感じた

 

 

俺は・・・「追い出し会」の時には、必ずと云うていいほど吐き出す言葉がある

もちろん、普段からも・・・事ある毎に、吐き出すことはあるんやけど・・・

せやけど・・・

最後の最後に、彼らに伝えるべきやと思うから・・・そない、させてもらってる

 

「死んだら、アカン!!」

 

この先の人生・・・

自分が消えてなくなりたいと思うほど・・・嫌なことを抱え込んでしまうことがあるかも知れへん

自分が消えてなくなりたいと思うほど・・・この上なくしんどくなる時が来るかも知れへん

 

それでも・・・

決して、良からぬことを考えへんように・・・

決して、自ら命を絶つことをせんように・・・

 

俺は・・・ずっと、ここ(北岡道場)におるから・・・

疲れたら、心を休めに来たらええ

ほんで・・・

心の傷が癒えたんやったら・・・また、歩き出したらええねん

俺は・・・ずっと、ここにおるから・・・

俺は・・・ずっと、お前らの「味方」やから・・・

 

今回も・・・

そない、伝えさせてもらった

 

 

俺自身・・・この先、当然のように年老いていくけど・・・

それでも・・・

この「命」がある限り・・・彼らみんなの「味方」であり、彼らみんなの「故郷」でありたいと思ってる

 

 

遼!

啓太!

樹梨!

心優!

最後になったけど・・・

俺を・・・「北岡先生」でいさせてくれたこと、感謝してます

ありがとうございました!

これから歩んでいく・・・あなた達の『人生』

陰ながらですが・・・応援させていただきます!

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

最後になりましたが・・・

あっちゃん、遼ママ、景ちゃん、ゆうこりん、篤さん、裕子さん、ルミちゃん

長い年月・・・命よりも大切な子供さんたちを、私のような人間を信頼してあずけてくださったこと、心より御礼申しげます

ありがとうございました!

 

We Can Do It!

Yey!!

全日本柔道連盟から・・・毎年8月に開催される「全国小学生学年別柔道大会の廃止」が発表された

俺は・・・ネットニュースで見た

 

「勝利至上主義」

「組み手争いに終始した試合内容」

「無理な減量」

「指導者、および父兄の審判に対する暴言」等

それらのことが、理由・・・みたいなことを書いてあった

 

 

この決定には、賛否両論があるみたいやけど・・・

俺(北岡道場)は、もう10年以上前から、「勝敗」には一切こだわれへん指導方針

俺みたいな運営方針をしてる場合は・・・

どっちかっていうたら・・・自ずと、「賛成」の方に傾く形になるんやろなぁ?

 

 

これは、俺の勝手な持論やけど・・・

上記の理由は、もちろんのこと・・・

それらに付け加えて・・・

子供の頃は・・・遊ばなアカンし・・・悪さもせなアカン

仲間とも行動せなアカンし・・・もちろん、勉強もせなアカン

 

要するに・・・

一番、いろんなことを吸収せな時期に、「柔道」だけに没頭する(させる)っちゅうのは、いかがなもんかな?って・・・俺は、考えてる

 

 

中には・・・

子供の頃から、柔道一筋で頑張って・・・最終的には「柔道」で、飯が食えるようになる者もおるかも知れへん

せやけど・・・それは、ほんの僅かなパーセンテージに過ぎへん

 

大半の者は・・・

「子供の頃(学生時代)に、柔道をやってました」っていう・・・「想い出」っちゅうんか?・・・「土産話」っちゅうんか?・・・

そういうもんをぶら下げて・・・この社会で、生活をしていかなアカンようになる

 

それやったら・・・

俺ら指導者は・・・ほんの一部、僅かなパーセンテージに掛けて、「柔道」に没頭させることを選択させるよりも・・・

もっともっと、大事なことを伝えていってやるべきなんとちゃうんかな?って・・・俺は、思うんよなぁ

 

それは・・・

「社会性」であったり・・・「人間性」であったり・・・

「柔道」を通じて、子供たちに学んでもらわなアカンもんって、メチャメチャ仰山あるんやから・・・

 

 

確かに・・・

「全国大会出場!」

「全国大会優勝!」

・・・っていう、「夢」や「目標」を持って、日々頑張ることは大事なことやし、素晴らし事やと思う

 

せやけど・・・

その「夢」や「目標」に、大人(指導者や親)の利欲が乗っかっとったら???

 

それやと・・・ちょっと、違うんとちゃうんかな?って・・・俺は思うんよ

 

 

「指導者」っていうスタンスでおったら・・・どうしても、そないな考えを持ってしまうんかも知れへんけど・・・

俺ら大人は・・・「教育者」であるべきやないんかな?って・・・俺は、そない思って止まん

 

 

あくまで、これは・・・

俺の「持論」であることやから・・・どうか、お許しいただきたい

 

※「廃止」に、反対意見をお持ちの方で・・・

このブログの内容を見て、腹立たしいと感じる方は・・・読み進めんといてください

 

 

せやけど・・・

これは俺自身が、自ら経験して得た「持論」やっちゅうことも、皆さんにお伝えしておきたい

 

 

俺は・・・長男(REN兄ぃ)が、小学生の頃に・・・

「指導者」「親」の立場で、熱くなりすぎて・・・彼の将来よりも、「今(あの時)現在」を優先して、「柔道」に多大なる時間を費やしてた時期があった

 

彼が・・・

友達と遊ぶ時間より・・・家族で過ごす時間より・・・親子で楽しく過ごす時間より・・・・・「柔道」・・・「柔道」・・・「柔道」

 

それら大切なことを抑え込んで・・・「柔道」に多大なる時間を費やして・・・

彼は・・・宮城県大会を勝ち上がって、全国大会に出場「した」

いや・・・俺の欲で、全国大会に出場「させた」・・・んやと思う

 

そんだけ、詰めてやってきたもんやから・・・

全国の舞台でも、上位に入賞するような選手と、十二分に互角に戦ってこれたのも事実やった

 

 

せやけど・・・

それで、「彼の心に、いったい何が残ったんやろう?」

俺は・・・そない、自問自答し始めた

 

そう・・・

「柔道」で・・・小学生の時に全国大会に出場して、全国上に入賞するような選手とも互角に渡り合えた

ただ・・・「それだけ」のことやったってことに、俺は気付いた

 

千日の稽古を「鍛」とし

万日の稽古を「錬」とす

そして、勝負は「一瞬」

とか・・・

 

たった一瞬の輝きのために、多くの汗と涙を流す

とか・・・

 

そんな素晴らしい言葉は、アスリートの世界には仰山ある

 

せやけど・・・

それは・・・アスリートの世界

そう・・・自らの意思でやるからこそ・・・その「一瞬」に、価値を見出せるんやないんやろか?

 

「親」や「指導者」が熱くなりすぎて・・・ほんのちょっとでも、子供の心に「やらされてる」感があるんやったら・・・

それは・・・「親」や「指導者」の「利欲」以外の何ものでもないんとちゃうんやろか?

 

あの頃(10数年前)・・・

自問自答し続けた結果・・・俺は、そないな「答え」に行きついた

北岡道場の指導スタンス-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

 

せやから・・・

その「答え」を信じて・・・「信念」を持って・・・

我が子に対してももちろん、「北岡道場」の子供たちに対する指導方針も・・・180度、ひっくり返した

 

「勝ち負けはどうでもええ!」

「楽しくなかったら意味がない!」

「柔道を通じて大切なことを学んでほしい!」

「大切なのは「柔道の強さ」やなくて「人間性」!」etc・・・

 

その方向性にシフトしてから・・・もう12~13年が経つけど・・・

その「答え」と、その「信念」は・・・今もまったくブレてへん

 

 

せやけど・・・

そんな、「ええ加減」な道場方針やけど・・・

大切なのは「結果」じゃなくて、「過程」っちゅうことだけは・・・徹底して、子供たちに伝えさせてもらってる

 

要するに・・・

柔道の「勝敗」だけでは、学ばれへんことがある

柔道の「結果」だけでは、手に入れられへんもんがある

 

「勝敗」や「結果」を重視するんやったら・・・

俺自身、このホームページにも、やかましいくらい謳ってるように・・・そんなことは、よう指導せえへんから、「北岡道場」を選択せえへん方がいい

 

俺は・・・俺自身の揺るがへん「信念」に基づいて・・・

「「柔道」を通じて、大切な何かを学んでほしい!」

・・・・・っちゅうスタンスを貫く所存やから・・・

 

要するに・・・

「俺は・・・俺!」

「北岡道場は・・・北岡道場!」

・・・やから・・・

 

10年以上前から、ずっと貫いてきた「北岡道場」を・・・

俺は・・・この先も、ずっと貫いていく

 

それが「良い」と思う者は・・・ここ(北岡道場)に来ればええし・・・

それが「アカン」と思う者は・・・ここに、来えへんかったらええだけのこと

 

 

ただ・・・

それを「良し」と思って、ここに来た者は・・・

『ファミリー』と迎え入れて・・・一生、大切に想っていくつもりでおる

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 OB全員で!

コラッ~! 凜杜! 悪ケン! どこ行ったんじゃえ!?(笑)

 

 詩音 悠葉先生 悪ケン REN兄ぃ

 

 ヤマト タケル 紳太郎 唯斗 承之介 びび

 

 正也 竜二・・・の親父?(笑)

 

 凜杜! 清春! 食い物、奪いに来たな!?

 

 健之介・・・こっち見すぎ!

 

 お母さま方も・・・

 

 さらに、お母さま方も・・・

 

 親父どもも・・・

 

 ヤマタケ! お前ら、デカいねんっ!

 屈めっ!!

 

 ヤマタケSOココ

 

 

時代を遡って・・・・・

 

 ココちゃん♥

 

 正也・・・叫んでるぞ?

 

 SO兄ぃ・・・後ろ髪、長っ!?

 

 向こうに見えるのは・・・海士?

 

 清春・・・泣きそうやん(笑)

 中学生は・・・正也・・・だけ???

 

 SO兄ぃ・・・カッコええなぁ♥

 

 北岡家

 

 海士!

 

 恭太!

 

 健之介・・・黄色帯(-_-;)

 

 関係ないけど・・・びび(^^)

 

 ヤマタケSO(^^)

 

 晃先生・・・若っ!?

 

 逃がすなよっ! 凜杜!

 

 沙季先生も・・・若っ!(^^)

 

 健之介・・・唐揚げ食いすぎ事件(-_-;)

 

 タケル&SO・・・悪ガキコンビ(^^)

 

 北岡道場レディース♥

 

 JOE・・・たまには、帰って来いよ(^^)

 

 お前ら・・・こんなに、ちっこかったら、誰か分かれへんやろっ!?

 

 REN兄ぃ・・・眉毛・・・(汗)

 

 貴兄ぃ・・・宮城に帰ってきたら、顔だせよ(^^)

 

 凜杜! 清春! やっぱり、食い物奪いに来たな?

 

 約10年後(笑笑笑)

 

 ふたたび・・・北岡道場レディース! 慧美と瑛美も、また来いよ!

 

 7年後(可愛い♥♥♥)

 

 7年後(悠葉先生と沙季先生♥)

 

 カッコええなぁ♥ 永美・・・写真なくてゴメンな(-_-;)

 

 承之介・・・半泣き(笑)

 

 瑛美・・・北岡道場ラストファイト!

 

 詩音と滉太

 

 監督と総監督(笑)

 

 誰やねんっ!? お前らっ!

 

 お前も・・・誰やねんっ!?

 

 (4・5・5・6・6年)

 

 明美さん・・・若っ!?

 

 タケル・・・この体で、重量級の決勝まで戦ったよな?!(^^)!

 

 だから・・・誰やねんっ!? お前らっ!

 

 紳太郎・・・(汗)

 

 ふたたび・・・総監督(笑)

 

 小野崎TWINS!!

 

 ヤマタケSO!!

 

 いやいや・・・健之介・・・(-_-;)

 

 JOE・・・北岡道場ラストファイト!

 

 正也・・・(笑)

 

 おっ! 元ちゃん登場!(^^)!

 

 

 紳太郎・・・頑張れよっ!

 

 山椒は小粒でもピリリと辛い・・・か???

 

 やったな! 恭太!!

 

 ヤマタケSOと・・・怖い人(-_-;)

 

 怖い人とのツーショット♥

 

 倭 倭 倭 倭 倭・・・・・

 

 泣くな! 承吉!

 

 悠葉先生・・・若っ!?

 

 詩音・・・ちっこ!?

 

 悠葉先生と永美!(^^)!

 

 この頃は・・・二人とも、若いですなぁ(-_-;)

 

 回悠 龍生 親父 睦

 

 恭佑 VS 海士

 

 もう・・・3年も前になるんやな?

 

 詩音・・・県チャンピオン!

 

 恭佑・・・オマケの県チャンピオン(笑)

 

 親父とSO兄ぃ

 

 開ちゃんと元ちゃん♥

 

 清春牧師(笑) REN兄ぃ、道場「結婚式」

 

 唯斗(^^)

 

 伸びしろの塊たち(笑)

 

 また・・・会いましょう!!

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

12月30日(木)・・・北岡道場『同窓会』と称して・・・

歴代の卒業生(OB&OG)、また、そのご父兄たちが集まってくれた

 

東京に引っ越した連中(親御さんの実家は仙台)や、関東や名古屋で働く奴にも声を掛けたんやけど・・・

今年は帰省をせえへんっちゅうことで・・・参加できへんかった

それでも・・・約50名が集まってくれた

 

家族単位で前に出て、(卒業生も親御さんも)近況報告をする時間を設けたり・・・

みんなで、ヤイヤイと歓談したり・・・

2時間の時間を設けてたねんけど・・・楽しい時間は、あっという間に過ぎ去ってしもうた

 

 

 

それにしても・・・

卒業生たち・・・

皆それぞれが、それぞれの場所で、一生懸命頑張ってることが伝わってきて、ホンマに嬉しい限りやった

 

以前も記したけど・・・

自分の与えられた環境の中で、最大限の努力をしてへん者は・・・この場には来られへんと、俺は思うねんよな?

学校の同窓会でも然りやけど・・・

なんか、後ろめたい感情があったら、その場には行かれへんもんな?

 

 

でも・・・

この場に来て、俺の目ン玉を真っすぐに見てくれるてことは・・・

皆それぞれが、それぞれの場所で、一生懸命頑張ってるんやろう?

少なくとも・・・俺は、そない解釈したんやけど・・・

 

 

小中学校時代、柔道の結果は箸にも棒にも触れへんかったのに・・・レスリングの大学選手権で、日本一の称号を手にした奴

高卒で仕事をし始めた(高学歴でもないのに)にも拘わらず・・・年間600~700万円稼いでる奴

中学校時代、5教科の合計点数が、100点にも満たへんかったのに・・・一流企業で勤めてる奴

背中一面に、入れ墨を背負ってても・・・自分の故郷(道場)を大切に想ってくれてる奴

アホの代名詞みたいな奴やったのに、大学に進学してる(する)奴etc・・・

 

 

子供の頃の・・・

柔道の結果云々も・・・メッチャ大事なことなんかも知れへんけど・・・

高学歴、高成績も・・・メッチャ大事なことなんかも知れへんけど・・・

 

あいつらを見てたら・・・

それらが・・・すべてであったり・・・最優先であったり・・・ではないんやろなぁ?って・・・

あらためて・・・そない、感じさせられた

 

 

 

人生は・・・

いつ何時でも・・・『今』

ほんで・・・『これから』

 

大切なのは・・・『人間力』

 

与えられた環境の中で、精一杯の「辛抱」と最大限の「努力」をしながら・・・

まだまだ、未来に羽ばたいていってほしいと願う

 

 

ありがとう!

愛すべき、『馬鹿者たち』

 

 

We Can Do It!

You Can Do It!

Yey !!

12月26日(日)・・・『第16回 北岡道場杯&納会』を開催した

 

AM8:00~ 親子喧嘩

ご父兄の皆さんに、柔道衣を着用してもらって・・・我が子はじめ、道場生がどんだけの力を持ってるんか?を、体感してもらう企画

約25名ほどの方が、柔道衣を着てくれて・・・子供たちと組み合ってくれた

 

 

AM9:00~ 北岡道場杯

 

結果は・・・

■第1部

Aブロック

優勝:煌KIRISAWA  準優勝:銀河  第3位:昴&柚

Bブロック

優勝:小僧さん  準優勝:柊SAKAMOTO  第3位:チュン太&結月

 

ほんで・・・第2代スーパーチャンピオンは・・・

「煌 KIRISAWA」が、栄冠を手にした

 

■第2部

優勝:皓KIRISAWA  準優勝:亮  第3位:金太郎&座敷童

 

■第3部

優勝:寛治朗  準優勝:蓮  第3位:おひなた&隆盛

 

■第4部

優勝:朔KIRISAWA  準優勝:律希  第3位:子虎&子猿

 

第5部

優勝:朝陽  準優勝:果穂  第3位:ひゅ~ご&豆叶

 

中学生の部

優勝:びび  準優勝:大統領  第3位:樹梨っぺ&立っちゃん

 

以上のような結果やった

 

 

 

その後・・・

今年の「賞」の発表

 

最優秀賞:樹梨(中3)

俺の記憶が間違ってへんかったら・・・彼女は、3年連続の受賞やと思う

男子(同級生、年下、関係なく)と常にガチンコでやり合って(もちろん、体の強さは男子には及べへん部分はあるんやけど・・)、人一倍努力をする、「強さ」と・・・

年下の子たち(特に幼児)を、徹底して面倒を見てくれる(ちっちゃい子が、「彼女の柔道衣の刺繍の色を真似たい」って訴えるくらいの憧れ的存在)、「優しさ」を兼ね備えた・・・

文句なしの『最優秀賞』

彼女の名前を呼んで、前に出てきてもらった途端に、感極まって泣き出した、樹梨っぺ

でも・・・それが、彼女の功績に他なれへんと思う

俺、個人的には・・・高校に進学しても、柔道を続けてほしいと願ってるけど・・・こればっかりは、彼女自身が選択する道やから、黙って彼女の出す答えを待とうと思う

いずれにしても・・・

柔道を続ける?続けへん?は関係なく・・・立ち姿勢のいい、素晴らしい女性になってもらいたいと願う

最優秀賞・・・おめでとう!

 

 

優秀賞:一颯(中1)

数年前、道場に入会した当時は・・・返事はせえへんし・・・ブー垂れるし・・・

「ここ(道場)は、家とちゃうねんぞ! 家と同じ行動しとったら、お母さんが見てる前でも関係あれへん! シバくぞ!」っていうようなことを、しょっちゅう言われとった彼は・・・

いつの間にか、大人になり始めて・・・一生懸命、柔道に取り組むようになった

その結果が・・・先般行われた、新人戦

見事・・・55㎏級で、優勝してきよった

まだまだ中途半端で、伝えてやりたいことは仰山あるけど・・・打ったら響く心を持った、素直な少年

せやからこそ・・・まだまだ、すべてのことに於いて、伸びしろが十分にあると思ってる

優秀賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:遼(中3)

彼とは、彼が幼稚園の頃からの付き合いになる

諸事情もあって、時々、道場の練習も休むこともあったけど・・・9年間、ずっと柔道を続けてきた

体の線が細くて、小学校の頃は、試合でもほとんど勝つことができへんかったけど・・・中学2年生の後半くらい(身体ができ始めたくらい)から、道場内の練習でも、バンバンと技が決まり始めた

自身は、中学校でサッカー部に所属しとったから、柔道の大会には出場できへんかったけど・・・

(「たら」「れば」はアカンけど)もし、柔道の大会に出場しとったら、何かしらが起こったかも知れへんかったと思う

彼自身、柔道の強豪校への進学は望んでないみたいやけど・・・「高校でも、柔道部があれば、柔道を続けたいと思ってます」って、俺に言うてくれとった

「継続は力なり! 継続は宝なり!」

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:啓太(中3)

啓太とも、彼が幼稚園の時からの付き合いになる

中学3年生、最後の中総体で、県チャンピオンも狙える位置におったねんけど・・・

体調を崩してしもうて・・・断念

現在も、体調の浮き沈みのある中、進学校を目指して頑張ってる

高校進学後も、柔道も続けたいって言うてくれてる

「結果」にはつながれへんかったけど・・・大事なのは「過程」

9年間、人一倍努力してきたことは、誰もが知ってる

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:心優(中3)

彼女も、中学3年生の大事な時期に、膝を損傷するアクシデントに見舞われた

彼女も、また・・・もしかしたら?もしかする?位置にはおったねんけど・・・中総体の出場は、断念せざるを得んかった

入院、手術、リハビリって、道場に来られへん時期もあったけど・・・

現在は、(道場の父兄に協力(送迎等)もあって)毎回、道場には来れるようになった

彼女は、「やり残したことがある」って、俺に言うてた

それに伴って、強豪校への進学も視野に入れて、現在、進学先を模索してる

どのような進路を選択するんかは分かれへんけど・・・できる限り、応援したいと思ってる

後輩(特に、ちっちゃい子)の面倒を、メチャメチャ見てくれる、素晴らしい「お姉さん」的存在

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:海伸(中2)

彼は、小学校の後半に、道場に入会してきた

中学校でも、柔道部に所属して、コツコツと頑張ってる

年下(中1)連中が強烈すぎて、下からの突き上げがえげつないけど・・・そのえげつなさ故、頑張れへんかったら取り残されてしまうっていう立ち位置で、日々頑張ってる

先般の新人戦は・・・一颯、悠真、立樹との4人で、準決勝以上、優勝争いをしてくれると思ってたけど・・・途中で敗退してしもうた

冗談も通じて、アホにもなれる・・・なかなか、オモロイ奴

最終学年で、自分の求めてる場所に立てるんか?

それとも、また年下の強烈な連中に引きずり下ろされるんか?

あとは・・・己次第やで!

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:優(中1)

幼稚園の時から、YAMATO(ウチの三男坊)とやり合ってきた・・・普段は物静かやけど、闘志を内に秘めた、素晴らしい努力家

偉ぶる訳でもあれへんし・・・また、自分だけのことを考えて行動(練習)する訳でもない

いつも周りに目を配って・・・下の子たちの面倒を見てくれて・・・

自分の「弱さ」も、素直に受け入れてる・・・愚直な男・・・いや、「漢」やな

体は大きいけど、筋肉が伴えへんプヨプヨした子供の体やから・・・今までは、悔しい想いもメッチャあったことやと思う

せやけど・・・最近、やっと第二次性徴を迎え始めた

優! ここからやで!

「努力の向こうにある世界 お前だけが見える世界」を見てこい!

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:龍臣(小3)

身体は小さいけど・・・体幹は、しっかりしてる

不器用やけど・・・戦う本能は、しっかり備わってる

親父が、ごっついから・・・彼も、そのうちごっつくなることやろう?

親父の背中を見始めたら・・・何をすべきなんか?己自身で気付くやろう?

亮に負けるな! 蓮に負けるな!

真生や朔も、下から突き上げてくるぞ!?

「おとうさんにまけない じゅうどうかをめざそう」

頑張れ! まだまだ、頑張れ!

努力賞・・・おめでとう!

 

 

 

その後・・・

2021年の納会

毎年恒例、移動のカレー屋さんに来てもらって・・・みんなで、カレーを食った

 

こんなご時世やから・・・

オードブルを、みんなでつつくのも良くないやろうし・・・

飲み物も、ペットボトル持参っちゅうことにして・・・「食事中は、しゃべらず」を基本に、みんなで2021年の締めくくりをした

 

 

2021年の締めくくりに当たって・・・

2022年に向けて・・・ほんで、その先々も踏まえて・・・

新たな取り組みをすることにした

・・・・・っていうより・・・本来の俺自身の考えに戻すっていう方が正しいかな?

 

 

俺は、常々こない考えてる

どんな些細なことであっても、「当たり前」なんちゅうもんは、この世には存在せえへん

自分に起こる物事には、どんなことであっても、必ず誰かの力添えがあるはずや

・・・・・って

 

せやけど・・・

人間っちゅうのは・・・どうしても、自分を中心に考えてしもうて、周りに対する「感謝の念」っちゅうもんを、忘れがちになってしまいよる

もちろん、俺自身も含めてな

 

 

ずっと以前に、先輩たちが築き上げてくれた「伝統」っちゅうんかな?

実際には、そんな大層なもんではないんかも知れへんけど・・・

せやけど、ここ最近・・・

俺らは・・・その「大切なもの」を、ないがしろにしてるような気がしてならんのや

 

 

すべての物事に於いて・・・

「「結果」を求めるな!」

・・・・・とは云わへん

 

せやけど・・・

自分の成長に、一番必要なんもんは・・・「過程」や

 

もちろん・・・

これからの人生に於いて・・・将来を見据えたら・・・

柔道も・・・勉強も・・・遊びも・・・

すべてのことが「過程」ではあるんやけど・・・

 

せやけど・・・

人間として一番大切な、「『心』が成長するための「過程」」っちゅうもんに重きを置けへんかったら・・・「大切なもん」が欠落してしまうんやないんかな?って、俺は思うねん

 

何を云いたいんか???

先輩がやってきたことを、なぞるからこそ・・・先輩がやってきた行動とか、伝統っちゅうもんが光り輝いてくるんやないんかな?っていうこと

せやなかったら・・・こんな素晴らしい『道』なんかできてへん!

 

そんなことも含めて・・・

今年は、生徒全員に・・・『脚下照顧』ていう言葉を贈らせてもらったねんけどな

 

 

 

ちょっと、話はスライドしてしまうかも知れへんけど・・・

俺は・・・ちょっと前まで・・・

自分が目にする・・・自分が力添えできる・・・「「自分の孫の代まで安泰」であってこそ・・・俺自身、子供を授かった使命を果たせる」って・・・そない思ってた

「安泰」っていうたら、語弊のある言い方やけど・・・

我が子たちは・・・なんとか、「今」を生き抜いてくれてる

でも、この先・・・引きこもったり、自ら命を絶ったり・・・そないなれへんとは限れへん

それが、孫になったら・・・俺の手が届く許容範囲外なんやから、なおのことや

 

せやから・・・

ただただ・・・俺自身が、自分を戒めた行動をすることと・・・

ほんで、その上で・・・

彼ら、彼女らが、真っすぐに歩いていてくれることを心の中で祈るばかり・・・・・それが、俺自身の使命やと思ってた

 

要するに・・・

己の行動・言動のひとつひとつが、我が子の道(人生)を左右して・・・

その我が子の行動・言動のひとつひとつが、孫の道(人生)を左右するっていうことにつながる

・・・・・っていうても、過言やない

 

せやからこそ・・・

自分の行動・言動には、メチャメチャ大きな「責任」があるんやって

 

 

ある寺院の書にも、こないなことが書かれとった

子供は、親の云うことは聞かへん

子供は、親のやった事しかやれへん

 

せやからこそ・・・

適当なことは言われへんし、適当な行動はできへんな?って、そない思ってた

 

 

 

せやけど、最近は・・・

歳も取ったからなんかなぁ?

「自分の孫の代まで・・・」だけじゃなくて・・・

「俺は、『先祖』になるんやな?」っていう、当たり前のことに気が付いた

 

そう・・・

俺らが・・・「ご先祖様! ご先祖様!」って、手を合わすように・・・

「いずれは・・・俺も、子孫から手を合わされる存在になるんやな?」ってことに、気が付いた

 

ほんなら・・・なおさら、適当なことはできへんし・・・

子供や孫・・・ほんで、そのまた、ずっとずっと後の世代の者たち(子孫)に対して・・・「胸の張られへんような行動は絶対にできへんな?」って考えるようになった

 

「何を、大袈裟な!?」って思うかも知れへんけど・・・

それが・・・まぎれもない「真理」っちゅうやつなんやで?

 

 

せやけど・・・

今、ここまで記したことは・・・目には見えへんねん

目には見えへんからこそ・・・言葉で伝えるのは、非常に難しい

感じるか?感じへんか?は・・・人それぞれ、大きな違いがあるからな?

 

俺らは生きてる

生きてるからこそ・・・

目に見えるもんで、一喜一憂してしまうのは当然のことやと思う

 

せやけど・・・

目には見えへんもんの中にこそ・・・目に見えるもんより「大切なもん」が、ぎょうさんぎょうさん詰まってる

俺には、そんな気がしてならんのやけどなぁ

 

「義理」

「人情」

「まごころ」

「思いやり」

「礼儀」

「感謝」

「約束」

「覚悟」

「責任」

「辛抱」

「努力」etc・・・

 

夫婦、親子、兄弟、仲間、組織etc・・・

如何なる人間関係であっても・・・すれ違いが生じてしまうのは、これらが欠落してるからなんやないんかな?って感じるのは・・・俺だけなんやろか?

 

 

それらの言葉の意味は・・・辞書を調べたら載ってる

せやけど・・・

それらの言葉の真意は・・・

どんな難しい教科書にも載ってへん

どんな高学歴の学校でも教えてはもらわれへん

 

そう・・・

己自身で、経験して感じるしかあれへんねん

 

 

2022年も・・・

それらを・・・子供たちに、どないして伝えていってやれるんやろう?

 

ほんで・・・俺自身も・・・

彼らに伝えた以上・・・責任を持って、どんだけ己自身を戒めることができるんやろうか?

 

 

新たな年に向けて・・・

 

We Can Do It!

Yey!!

 

2021年が、もうすぐ終わろうとしてる

 

それに伴いまして・・・

お世話になりました、関係者の皆々様

今年一年、大変お世話になりましたこと、心より御礼申し上げます

ありがとうございました!

 

 

 

本来・・・

12月26日に開催した「北岡道場杯&納会」のことも、この場で記したいんやけど・・・

あまりに多忙で・・・皆々様に、取り急ぎ、御礼を申し上げるだけになってしまうこと・・・どうか、お許しください

 

年が明けたら・・・詳しい内容、あらためて記させてもらうわ

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

12月8日(水)・・・道場生とご父兄の方々が、俺の誕生日を祝ってくれた

俺は・・・今年(12月9日に)、51歳になった

 

HAPPY BIRTHDAY TO YOU!♬

HAPPY BIRTHDAY TO YOU!♬

・・・・・って、みんなが歌ってくれて・・・

凜杜(現:新潟食料農業大学 1年生)からの手紙を・・・啓太(中3)が読み上げてくれて・・・

生徒たち一人一人から、たくさんのプレゼント(大きな段ボール箱2個分)をもらった

 

ホンマに有難いことやなぁ~って・・・メッチャ、嬉しく感じた

 

 

凜杜先輩はじめ、生徒全員から、手紙をもらったねんけど・・・

ちっちゃい奴らからの手紙の内容は・・・ナチュラルで、おもろかったなぁ(^^)

 

「長生きしてください!」(・・・は、皆が結構な確率で書いてくれとったなぁ)

(あいつらからしたら、立派なお爺ちゃんやもんなぁ(汗))

 

「これからも、ずっと俺の友達でいてください!」

(俺・・・友達なんや!?(笑))

 

「びび(YAMATO:ウチの三男坊)といっしょに、お菓子を食べてね  びびが大好き!」

(いやいや・・・俺の誕生日なんやけど・・・(-_-;))

 

 

高学年、中学生になってくると・・・みんな、いろんなことを感じて、いろんなことを学んでくれてるんやなぁ~?って、考えさせられるような内容やったわ

「先生の「あの言葉」があったから、今ここに居れるんです」

「自分の柔道を見失ってました 自分の技を信じて頑張ります」

「いつも、生徒一人一人に対して、違った想い、違った言葉で、真っ直ぐに接してくれて、ありがとうございます」

「先生が伝えようとしてくれてた、自分がやらなければいけないことの意味が、今になって分かりました」etc・・・

 

凜杜先輩からの手紙も・・・いろんな感謝の言葉を綴ってくれとったわ

 

 

凜杜先輩はじめ、多くの卒業生たちは・・・今、皆それぞれが、それぞれの場所で、一生懸命頑張ってる

その彼らは・・・

仮に、俺に出会えへんかったとしても・・・きっと、素晴らしい人に成長してくれてることやろうと、俺は信じて止まん

 

 

せやけど・・・

俺と出会ったことで・・・俺が何かを伝えさせてもらったことで・・・柔道と出会ったことで・・・北岡道場と出会ったことで・・・道場の仲間たちと過ごすことで・・・

それらを、自分自身に+αすることで・・・

自分の点数が、1点でも高くなったらええなぁって思ってるし・・・それが、5点高くなったら、さらにええなぁって思ってる

(分かりやすいように、数字(点数)で表しただけで・・・決して、人の評価を、点数で表してる訳やあれへんから・・・どうか、誤解せんといていただきたい)

 

 

 

人は・・・「与えられた環境の中」でこそ・・・

日々、目に見えへんくらいの微々たる「成長」を、遂げさせてもらえてるんやないんやろか?って・・・俺は、常々思ってる

 

例えば・・・

俺には・・・明美さんっていう、奥さんがいる

彼女と出会って、30年の月日が経つ

 

毎日毎日の暮らしの中で・・・

目に見えへんような、小さな「何か」を与えてもらって・・・たくさんの「何か」を経験させてもらって・・・大きな大きな「幸せ」を感じさせてもらってる

だからこそ・・・今現在の『北岡 耕太郎』という人間が形成されてるのは、言うまでもない

 

もちろん・・・

悠葉先生やREN兄ぃ、SO兄ぃやYAMATO、友菜ママ、EMMA、SANAっていう、家族にも・・・日々、成長させてもらってることは当然やし・・・

道場でも・・・生徒たちに、日々「北岡先生」を育成してもらってるし・・・ご父兄の方々にも、日々、たくさんのことを学ばせてもらって成長させてもらってる

 

 

何が言いたいんか?・・・っていうたら・・・

恰も、自分独りで大きくなったような・・・

恰も、自分独りで成長してきたような・・・

恰も、自分独りで今現在の自分に成り上がったような・・・

時に・・・人は、そんな大きな勘違いを起こしてしまう生き物やっていうこと(俺自身・・・気を抜いたら、すぐに思い上がってしまいよるからな(-_-;))

 

 

今・・・

何の問題もなく、仕事ができたり・・・

何の問題もなく、生活ができたり・・・

何の問題もなく、「今」を迎えられてるのは・・・

一体、何(誰)のお陰なんか?

 

 

そう・・・

それは・・・ありふれた日々の中・・・平凡な暮らしの中・・・自分がいる環境の中にこそ存在する、「目には見えへん「日常」」っちゅうもんのお陰なんとちゃうんかな?って・・・俺は思うねん

要するに・・・

家族や仲間はじめ、自分自身を身近で取り巻いてくれてる人たち、云わば、環境のお陰やろ?っちゅうことやな

 

ほんで・・・

そんな中でこそ・・・人は、安心して成長していけるんやないんかな?

 

人間は・・・いつ何時も、そこを見失ったらアカンと思うんよ

正に・・・『脚下照顧』っちゅうやつや

 

 

毎日の暮らしの中で・・・

明美さんが・・・

食事の用意、洗濯、掃除等、家事をしてくれるからこそ・・・俺は、時間に制約されることなく、普通に仕事や柔道に没頭することができる

心を支えてもらってるからこそ・・・平和な日常を過ごすことができる

 

せやけど・・・

それを履き違えたら・・・

 

ありふれた「日常」があったからこそ・・・己自身は、安心して成長してこれたはずやのに・・・

その成長させてもらったことさえも・・・

恰も・・・自分独りで成り上がったんやっていう、大きな勘違いをしてしまう

 

そないなると・・・

浮足立って・・・結果的に、おかしな方向を見始めてしまいよる

 

 

せやからこそ・・・

自分の身に起こる、すべての物事を・・・「当たり前」やと思わんと・・・

「目に見えへん、ありふれた「日常」にこそ、最大限の感謝をするべきなんや!」って・・・俺は、そない思ってるんよ

 

 

大きなお世話やけど・・・

「北岡道場」っちゅう場所は・・・

そんな・・・「目に見えへん、ありふれた「日常」」に値する存在であったらええなぁって・・・そない願ってるよ

 

 

いずれにしても・・・

道場生諸君!

ご父兄の皆々様!

ほんで・・・

凜杜先輩!

 

誕生日を祝っていただいたこと、心より御礼申し上げます!

ありがとうございました!

 

We Can Do It!

Yey!!

 

11月13日(土)~14日(日)・・・毎年恒例の『大家族旅行』に行ってきた

 

9月中・・・緊急事態宣言、まん延防止等重点措置もあったから、相当悩んだけど・・・

10月になって、いろんなことが緩和され始めて・・・また、感染者数も減ってきたこともあって・・・10月中旬頃から、一気に内容を詰めて決行した

 

今回の参加者は・・・総勢75名

例年やったら、大型バス&中型バスで行くねんけど・・・

ちょとでも、距離を確保できた方がええんとちゃうかな?って考えて・・・大型バス2台で行ってきた

 

 

さてさて・・・内容は?って言うと・・・

初日・・・朝7:00に出発して・・・まずは、「あぶくま洞」~「アクアマリンふくしま」~「スパリゾートハワイアンズ」

プールで遊んで・・・晩は、宴会場にて食事・・・「ホテル ハワイアンズ」に宿泊して・・・

2日目・・・朝から、14:30まで、プールで遊んで~仙台に帰ってくる・・・・・っていう、スケジュール

 

例年であれば・・・

「ホテル クレスト館」を貸し切りにしてもらうねんけど・・・コロナの影響で、「ホテル クレスト館」は閉鎖中

若干、割高になってしもうたけど・・・今回は、「ホテル ハワイアンズ」のワンフロアーを貸し切り状態(24部屋を確保)にしてもらって、宿泊させていただいた

 

 

幾つもの施設を巡るっちゅのは、あまり良くないんやろな?っていう考えは、もちろんあったんやけど・・・

『大家族旅行』に・・・「行く?」「行かへん?」の2つに1つしか選択があれへん中・・・

「行く」っていう選択をしたからには・・・「あれ」「これ」考えるよりも・・・

如何に・・・子供たちの心の中に、楽しい「想い出」を残してやれるんか?

如何に・・子供たち全員を、「笑顔」にさせてやれるんか?

・・・・・を、最優先に考えた方がええと思って・・・俺自身、いろんなことを踏まえて、覚悟を決めた

 

当然のことやけど・・・

緊急事態宣言下であったり・・・ナンボ、綿密に予定を組んどっても、感染者数が増加の一途を辿っとったりしてたら・・・

俺の独断で、キャンセルをするつもりやったけど・・・

幸いにな事に・・・一番ええ状態の時に、『大家族旅行』を迎えることができた

 

 

いやぁ~・・・しかし、みんなで行ったら、オモロイもんやでなぁ~

下は、幼稚園児~上は、中学3年生まで・・・

おまけに・・・未羽先生まで参加してくれたから、子供たちにとっては、ホンマに素晴らしい時間やったんとちゃうんかなぁ?

未来へ羽ばたけ! 未羽先生!!-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

ご父兄たちも・・・「おっさん&マダムの修学旅行」みたいで・・・

施設(あぶくま洞、アクアマリン)で興奮して・・・プールで騒いで・・・温泉入って・・・

掛け替えのない時間やったように感じたわ

 

 

あの広い「ハワイアンズ」の施設の中では・・・子供たちは、どこにおるんか?全く分かれへんかったけど・・・

「上の者(上級生)は、下の者(下級生)の面倒を見る」

「決して、誰かのことを「独りぼっち」にはしない」

 

その「家族」「兄弟(姉妹)」の想いを持って行動しとったみたいで・・・

ハワイアンズ内の所々で、数名のグループに会うたびに・・・

同じ年代ばっかりが、集まって行動してるんではなく・・・

上級生が、ちっちゃい子の手をつないでくれとったり・・・

学年、男の子、女の子、まったく関係なく、ごちゃ混ぜで・・・

 

そんな光景を見るたびに・・・「ええ「家族」 ええ「兄弟(姉妹)」やなぁ」って、感じさせてもらった

 

 

俺は・・・『族』っていう言葉っちゅうんか?・・・意味っちゅうんか?・・・が、ものごっつい好きで・・・

「北岡道場」の子供たちや父兄にとっても・・・そういう場所を作りたいって、ずっとずっと願ってきた

 

「家「族」」でも・・・

「マサイ「族」」でも・・・

「暴走「族」」でも・・・

『族』っていうのは・・・「族長」がおって、みんなが同じ方向を向いて行動してる

 

柔道や野球、サッカーetc・・・様々な、スポーツチームが存在するけど・・・

「強い子」と「弱い子」

「結果を残す子」と「結果を残せへん子」

「上手い子」と「下手な子」

「学業成績が良い子」と「学業成績が悪い子」etc・・・

俺は・・・そんな分け隔ては、絶対に嫌やったから・・・

道場設立以来、15年間・・・そんな部分での「評価」は・・・子供たちや、親御さんに対して、一切してけえへんかった

 

 

ナンボ、強くて上手くて、結果を残したとしても・・・

自分勝手な行動をしたり、自分勝手な言動を吐き出したりしたら・・・一旦は、「家族」から追い出す形を取ってでも、叱り倒してきたし・・・

逆に・・・

ナンボ、弱くて下手で、結果を残せへんかったとしても・・・

周りに目を配って行動してくれたり、周りに思いやりを持って行動してくれてたりしたら・・・みんなの前で、それを伝えながら称賛してきた

 

裏を返したら・・・

礼儀や思いやりを持てへん者が・・・筋道を通す事をせえへん者が・・・

ナンボ、結果を残したり・・・ナンボ、勉強ができたりしても・・・何の意味もあれへん!っちゅことや

※もちろん・・・これは、俺(北岡道場)の考え方であって・・・俺が、道場に在籍してる子供たちに、そない伝えていってやりたいって考えてることに過ぎへんから・・・どうか、誤解をせんといてほしい

 

 

時に・・・

弟が、間違ったことをしたら・・・目ン玉に力込めて、叱り飛ばしてやらなアカンし・・・

妹が、困っとったら・・・自分のことのように、寄り添ってやらなアカンし・・・

兄ちゃんが、真剣な眼差しで叱ってくれとったら・・・ヘラヘラせんと、自分自身を改めなアカンし・・・

息子が、この先の人生で躓くかも知れへんって思ったら・・・崖下に突き落としてでも、分からしてやらなアカンし・・・

娘が、立ち止まっとったら・・・手を引っ張って、前に進ませてやらなアカンし・・・

『家族』っちゅうのは・・・そういうもんとちゃうんかな?って、俺はずっと考えてきた

 

 

たとえば・・・「北岡家」の実情を取り上げてみても・・・・・

SO兄ぃが、日常生活で、どんだけ「ええ加減」な行動をしとっても、家族の誰も何も言わへんけど・・・

彼が、今やるべきこと(今の彼に取ったら「柔道」やな?)を、ちょっとでも疎かにしてたり、自分の責任を全うせえへんかったりしたら・・・「家族」から、排除されることやろうし・・・

 

YAMATOが、家族に対して、嘘をついた(数年前にあった事なんやけど)なら・・・

悠葉先生(長女)が、「「家族」に対して、嘘をつくな!!」って、号泣しながら伝えてくれた

 

SO兄ぃやYAMATOが、ちっちゃい時の事やけど・・・明美さんに対して、何か口答えしようもんなら・・・

「お前、誰に口きいてんねんっ!」って、悠葉先生とREN兄ぃが、口を揃えて言うてくれとった(中学校で、大概の悪さをしてたRENには言われたくないけど(汗)・・・(笑))

 

その反面・・・

お互い(親も子も、姉、兄貴、弟関係なく)が、頑張ってる姿(結果やないで! 過程やで!)を目にしては・・・

「自分も、やらなアカンわ!」って、新たなステージに上がるべく・・・誰に言われる訳でもなく、自らを鼓舞して、一生懸命「辛抱」と「努力」をする

 

要するに・・・

普段は・・・あっち向いたり、こっち向いたりして、「ええ加減」な行動をしとっても・・・

「『志』だけは、必ず同じ方向を向いてんとアカン!」っちゅうことなんやろな?

それが・・・「家族一丸」なんやないんかな?って・・・俺は、そない信じてやまん

 

 

せやから・・・

「北岡道場」に於いても・・・そんな「家族」、そんな「ファミリー」であってほしいと、切に願ってきた

 

 

道場を設立して・・・15年の月日が流れた

これから・・・この「大家族:北岡道場」っていう大きな船は、どこに向かっていくんか?

先のことは、誰にも分かれへん

もちろん、この俺にも分かれへん

 

人生は、いつも・・・

『今』・・・ほんで、『これから』やから・・・

 

 

ただ・・・

『志』を一つにした「家族」じゃなかったら・・・この先、この大きな船(北岡道場)は、きっと傾き沈んでしまう

 

ずっと以前・・・

小さな小さな、ほんの僅かな綻びから、やがて、その穴はどんどん大きくなってしもうて・・・いっぺん、この船(北岡道場)は沈みかけた

 

あの時から・・・俺は「覚悟」を持って、この場に立ってる

そう・・・

傾いて沈んでしまって、皆を溺れさせてしまうくらいやったら・・・

傾いた時には、皆を先に逃がして・・・「自らの手で、この船を沈める「覚悟」」を持って・・・

 

 

せやからこそ・・・

『家族』

『ファミリー』

俺と明美さんにとって・・・

道場に在籍してる、子供達&ご父兄達にとって・・・

卒業した、OB&OG達&そのご父兄達にとって・・・

すべての皆にとって・・・大切な大切な場所であってほしいと願ってる

俺は・・・心の底から、そない願ってる!

 

We Can Do It!

Yey!!

 

日曜日・・・愛車とドライブをしてた時の話

 

ある信号で停車した際・・・右車線に「〇〇畜産」っていうトラックに遭遇した

何気なく、トラックの荷台に目をやると・・・牛が2頭、積載(この場合、積載っていうべきなんか?どうか?上手く記されへんから、お許し願いたい)されとった

 

トラックの荷台の金属ポールに、鼻を輪っかで通されて、こっち(左車線)向きに、固定?されとってんけど・・・

俺は・・・前方の牛を目をやった後・・・そのまま、後方の牛にも目をやった

ほんなら、後方の牛・・・俺の目を見てた

 

ちなみに・・・俺は、車高の低い車(AE86)に乗ってて・・・トラックの荷台の牛の顔を見上げる角度は、およそ上方60度っちゅうくらいやろか?

鼻を固定されてる牛から見ても・・・結構、角度的には下を見なアカンような角度やってんけど・・・

せやけど・・・俺は、後方の牛と目が合った

 

通りすがりに、ちょっと目が合うことくらい、人間とでもしょっちゅうあるけど・・・

もちろん、そのまま目が合ったままやったら・・・メンチの切り合いになってまうから、すぐに目は逸らすけど・・・

その牛とは・・・信号が青に変わるまで、ずっと目が合ったままやった

 

何かを、訴えようとしてたんか?

何かを、伝えようとしてたんか?

ただ、俺が・・・

勝手に、そない思い込んでただけなんか?

 

せやけど、俺は・・・

その牛の目を見つめたまま・・・信号が青に変わって、車が動き出すまでの間、目を逸らすことができへんかった

 

 

きっと、その牛は・・・この後、殺される

食肉になるために・・・殺される

 

ずっと以前に・・・食肉加工の会社で働いてる方に、お話を聞いたことがあるけど・・・

牛たちは、そないなる直前・・・泣く(実際に涙を流すか?否か?は分からんけど)って聞かされたことがある

 

それさえも、もちろん・・・その方が、そない感じてるだけなんかも知れへんけど・・・

せやけど・・・

その方が仰ってた言葉(ずっと以前に聞いた言葉)が・・・俺の心の中に、すんなりと溶け込んだ瞬間やった

 

 

俺ら(人間)の『命』は・・・何かの『命』によって支えられてる

そう・・・

何かの『命』が・・・俺ら(人間)の『命』を支えてくれてるんや

 

 

世の中に、当たり前のように転がってる「真理」っちゅうもんを・・・見せつけられた瞬間やった

 

 

『当たり前』

 

俺は・・・この世の中に、『当たり前』なんていうもんは、存在せえへんと考えてる

 

 

スーパーで、パックに包まれて並んでる牛肉ひとつを、自分の口に運ばせてもらうまでにも・・・いろんな「過程」が存在してるはずや

 

子牛の時から、餌を与えて育ててくださる方

もちろん、糞尿の処理をされる方

牛を運ぶ方

その牛の命を絶つ役割の方

当然のことやけど・・・人間のために死にゆく、多くの牛たちの存在

 

それらの「過程」、すべてが重なり合うからこそ・・・自分の口に、食肉として運ぶことができるんやよな?

 

せやから・・・

『当たり前』なんちゅうもんは・・・この世の中には存在せえへんねん

 

 

俺は・・・道場生たちに、事ある毎に伝えることがある

あったかい布団で眠れること・・・

あったかいご飯が食えること・・・

あったかいお風呂に入れること・・・

お父さん、お母さん、兄弟、姉妹が、そこに存在してくれてること・・・

仲間といっしょに、柔道衣を着て「柔道」ができること・・・

「何ひとつ取っても、『当たり前』なんて思うな!  『当たり前』なんて、あれへんねん!  せやから、すべての物事に「感謝」しろ!」って・・・

 

 

せやけど・・・人間っちゅうのは、限りなく愚かな生き物であって・・・

己自身に「与えられた環境」の中で、日々を過ごしてると・・・どうしても、それが『当たり前』やと認識し始める

 

もちろん・・・

それは、俺自身にも当て嵌まることやから・・・他人のことを、とやかく言う資格なんて、これっぽっちもあれへんのは、重々自覚してるんやで?

 

せやからこそ・・・

あの牛と目を合ったからこそ・・・

あらためて、それらを考えさせられた出来事やったんやろなぁ?

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

 

 

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