2017年 4月

4月23日(日)・・・女川町総合体育館に於いて、上記の大会が開催された

 

「北岡道場」からは・・・

小学生の部

先鋒:碧ちゃん(4年)

次鋒:啓太(5年)

中堅:心優(5年)

副将:承之介(6年)

大将:唯斗(6年)

 

中学生の部(Aチーム)

先鋒:海士

中堅:恭佑

大将:恭太

 

(Bチーム)

先鋒:涼太

中堅:RITO

大将:清春

 

(Cチーム)

先鋒:純聖

中堅:元ちゃん

大将:健ちゃん

 

以上の4チームを出場させていただいた

 

 

結果は・・・

小学生チーム・・・2回戦敗退

中学生(Aチーム)・・・3回戦敗退

(Bチーム)・・・3回戦敗退

(Cチーム)・・・3回戦敗退

・・・・・やった

 

 

結果だけを見たら・・・入賞者もなく、散々な結果みたいやけど・・・

せやけど、俺・・・今回の試合は、いつもとは違う「何か?」が見えたような気がした(^^)

 

ほんで・・・みんな、ホンマに進化してるなって感じたよ

 

特に、純聖、元ちゃん、健ちゃんは・・・「自分の成長度合いが、分かってないんやろうな?」ってくらい、成長してた

週に2回のみの練習(元ちゃんは、塾通いがあって、週1回しか道場に来られへん)で、あんだけ進化するっちゅうことは・・・やっぱり、「仲間」なんとちゃうんかな?って、俺は思うねん

「仲間」に感化されて・・・「仲間」を思いやって・・・「仲間」が励ましてくれて・・・

俺・・・彼らに、素晴らしいもんを見せてもらったような気がした

 

 

小学生チームも・・・

普段は、感情を表に出せへん、唯斗が、メッチャ泣いてた・・・メッチャ、悔しかったんやろうなぁ~

承ちゃんと啓太は、いつも通り・・・負けず嫌いを爆発させて、泣きじゃくってたよ

碧ちゃんも、心優も・・・口にさえ出せへんかったけど、メッチャ悔しかったやろなぁ~

 

試合終了後・・・励ましてやるつもりやったのに、それを見てたら、俺自身が涙が止まれへんくなって・・・いっしょに、ボロ泣きしてもうたわ(^_^;)

 

 

 

中学2~3年生にもなったら・・・周りの連中が、一週間通して、どれくらいの練習をしてんのか?

自分と、どれくらいの練習内容に差があるんか?など・・・分かってくるんやろうけど・・・

小学生の子達は、そんなこと知る由もないもんな

 

あの子達からしたら・・・たった週2回でも、結構シンドイ練習をこなしてると思うし・・・一生懸命、努力もしてると思う

せやから・・・一生懸命、「勝ちたい」と思って戦ってきた、小さな戦士たちを・・・思いっきり抱きしめてやって・・・思いっきり頑張りを労ってやることが、何よりも大切なことやと俺は考えてる

 

勝ったら、「可」で・・・負けたら、「不可」・・・なんてことは、俺の辞書には、どこにも載ってへん

 

今日、明日の勝敗なんかのために・・・俺は、彼らに「柔道」を指導してるつもりは、これっぽっちもないねんから・・・

ただ・・・「柔道」を通じて、大切なことを学んでほしいと思ってるだけ!

 

せやから・・・試合に至るまで、一生懸命汗を流して頑張ってきた彼らを、誰よりも「誇り」に思ってるし、誰よりも讃えてやりたいって思ってる

勝敗云々よりも、一生懸命頑張ったことを、ちゃんと見てる人間がおるってことを、彼らに心身全体で伝えてやりたいから・・・

そうしてやることで・・・彼らの「心」が、きっと成長してくれるって、俺は信じてるから・・・

 

 

恭佑や海士や恭太かって・・・小学校の時は、メチャメチャ、屁みたいな状態やった

今は、強烈な奴らやけど・・・決して、最初から、あんな状態やった訳やない

 

沙季先生や夏光先輩、正也先輩、滉太先輩はじめ、他の先輩達も・・・小学校の時は、ショボショボやったよ

悠葉先生かって、高校時代、東北大会で3位になってるけど・・・小学校5年生までは、1回戦を突破することが課題で、毎試合必死やったんやから・・・(-_-;)

 

負けて悔しくて、泣いて・・・投げられまくって、泣いて・・・シンドイことも、辛抱して・・・お互いに、ガチンコでやり合って・・・・・

 

人それぞれ、覚醒する時期は違えど・・・必ず、その時が来るはずや

もちろん、それは・・・柔道の現役を退いた後かも知れへんよ?

 

せやけど・・・「心」が伴ってなかったら、その時が来ることは、限りなく難しいと俺は思ってる

 

だから、俺は・・・どんな試合であれ、負けて悔しくて帰ってきた彼らを、真っ先に抱きしめて、こない伝える

「よう、頑張ったなぁ~!  応援するから・・・また、頑張ろうや!!」って

ほんで・・・こうも、伝える

「いいもの見せてもらって・・・ありがとうやで!」って

 

 

 

昔から、何も変われへん!

睦先輩、貴也先輩から始まって・・・悠葉先生、晃先生、龍生先輩、REN兄ぃ、EIMI先輩、悪ケン先輩、沙季先生、虎ノ介先輩、千葉ケン先輩、夏光先輩、正也先輩、竜二先輩、滉太先輩、詩音先輩・・・・

今は、でっかいけど・・・ちっちゃい時は、みんな、俺の胸で泣いてたよ

みんな、俺といっしょに、ここ(「北岡道場」)で・・・泣いて・・・笑って・・・楽しんで柔道をしてきたんや

 

そんな、彼らが・・・君たちの行き着く場所であり・・・君たちの素晴らしい目標であってほしいと思う

 

 

努力したことが、すべて報われるとは限らへん

せやけど・・・

成功した者は、皆すべからく努力しとる!

 

 

 

北岡道場の生徒諸君!

いつもいつも、頑張る姿を見せてくれて、ありがとう!

俺は、君たちのことを、「誇り」に思ってるよ

ほんで・・・大好きやよ(^^)

 

未来で、俺といっしょに笑えるように・・・

今を、精一杯楽しんで・・・精一杯頑張ろうやないけっ!?

なっ!?

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

俺は・・・生徒たちと、よく、くだらん話をする

特に、高学年&中学生との方が多いかな?

 

異性の話やったり・・・友達の話やったり・・・性の話やったり・・・親の話やったりetc・・・

 

親には、なかなか言われへんようなことでも・・・

笑いの中で、投げかけたり・・・みんなを集めて、輪の中で言い合ったりしたら・・・子供らの、本音の部分が見え隠れしたりするから・・・

さしずめ・・・「物分かりのいい、オッサン」って感じやろうか?(笑)

 

 

この前・・・

テレビを観てたら・・・思春期の「性」の討論みたいな番組をやっとった

当然やけど・・・(特に男の子が)思春期になったら・・・親に隠れて、エッチな画像や動画を見るようになる

(俺らの頃は、「エロ本」が必須アイテムやったけどな(^_^;))

それに対して、親(特に、母親)は、どうやって接していったらいいのか?

・・・なんていう、番組内容やった

 

 

番組が進むにつれて・・・

評論家みたいな方が・・・

「大人は・・・子供に対して、「性」の部分を、恰もいけないことのように、ごまかしてしまうケースがある   そうすることで、子供も、それをいけないことと認識してしまう  それが前提で、親に隠れて、パソコンや携帯電話を使って、こっそりとエッチな動画などを見て・・・それが、正しい「性行為」だと思ってしまう子も少なくない」

・・・・・みたいな内容を言うとった

 

俺・・・ちょっと、気になってなぁ

もちろん、道場生の中には・・・彼女がおる子もおるし・・・また、中学生にもなったら、彼女ができても、まったくおかしくない年齢やし・・・

 

俺自身、我が子に対しては・・・性の部分も、オープンで話してるけど・・・・・

「他の子達は、どうなんやろう?」

・・・・・そない思って・・・中学生を集めて話をしてみた

 

 

ほんなら・・・・・案の定!?

大きな文字では書かれへんけど・・・小さな文字では見えへんから・・・普通の文字で書くけど・・・・・(笑)(笑)(笑)

「大半の子が、エッチな動画を見てる」ことが発覚した

もちろん、我が子(SO)も含めてやで(-_-;)

 

 

俺・・・当たり前のことやと思うねん(^^)

せやから・・・

「恥ずかしがる必要なんかあれへん!?  俺かって・・・ガキの頃、エロ本見てたよ(苦笑)  きっと、お前らの親父かって、見てたはずやで?(笑)  せやから、それが普通やと・・・俺は思うよ(^^)  ほんで・・・性行為自体も、決して「悪い」こと、「いけない」ことではない!  だって、お前らのお父さんお母さんが結ばれたことによって、お前らが誕生してるんやで!?  それって、メチャメチャ素晴らしいことやないか!?」・・・・・そない、子供らに伝えた

 

その上で・・・

「せやけど・・・動画の内容なんかを、鵜吞みにしたらアカンぞ!  あれは、大半が演技やから・・・  その演技を良かれと思って、暴力的になったり、威圧的になったりしたら、絶対にアカン!  好きになった人のことは、自分のこと以上に大切にしてやらなアカンねん!  自分がされて嫌なことは、相手にも絶対にしたらアカンぞ!!」って・・・ものごっつい具体的な内容まで、彼らに伝えた

 

 

子供は・・・

親が思ってる以上に、色んなところから情報を得て・・・知らん間に、大人になってるもんやよな(^^)

まぁ・・・自分の子供時代のことを考えたら、当然のことなんやけどね

 

 

 

書き始めたら・・・えらい内容が、濃くなって、違う方向に進んでもうたな(^_^;)

 

まぁ、そんな話も含めてなんやけど・・・

子供は、知らん間に、大人になってるよなぁ~ってことを、記したかったねん

 

 

 

 

また、この前・・・あいつら(中学生)と、親父の話になってなぁ~

あいつら、皆・・・「親父は、ダルイ!」っていうとったわ(笑)(関西弁で、「鬱陶しい」とか「面倒くさい」のこと)

 

一人が言い出したら・・・次から次へと、みんな言い始めよってなぁ~

俺・・・親父連中を知ってるから・・・余計に、おもろかったよ(^^)

 

SO(次男坊)にも・・・「お前も・・・親父、ダルイ?」って聞いたら・・・

「たまぁ~~~に・・・・・ダルイな!」って、みんなの前で言うとったわ(苦笑)

 

 

中学生くらいになったら、「自我」が芽生え始めて・・・行動ひとつひとつに、チャチャを入れられたり・・・頭ごなしに、自分(親)の意見を被せられたりしたら・・・メチャメチャ、面倒くさく感じる時期やから、当然っていうたら当然なんやけどね(^^)

 

 

 

これから記すことは・・・

決して、その親父たち(SOに「ダルイ」って言われた俺も踏含めて(^_^;))が、悪いんや!っていうことではなくて・・・

あくまで・・・ちょっとだけ、皆より、「子育ての先輩」っちゅうレベルでの俺の持論を記すもんから・・・そない思って、読んでほしいと思う

 

 

俺、「子育て」をするにあたって・・・

三つの時期の見極めを、見失えへんようにって考えて行動してきた

 

一つ目の時期は・・・

生まれて、何もできへん赤ん坊の時期には、どこに行くにも抱っこしてやらなアカンのは当然やよな?

せやけど・・・やがて、這うようになって・・・つかまり立ちをして・・・ヨチヨチ歩きをして・・・

その時期には・・・『子供の前』にいて、子供と向かい合って、這っていく方向を導いてやったり・・・両手で手を支えてやって、歩く方向を導いてやったりする時期

 

要するに・・・

親の意見が絶対であって、野球をさせるも、サッカーをさせるも、遊園地に連れていくも、水族館に連れていくも・・・

全てが、親の独断で、子供の意見が尊重されることは、まずない

もちろん、「野球やる?」「サッカーやる?」「遊園地行きたい?」って、子供の意見は聞くねんやろうけど・・・・・選択肢の提示は、限りなく少ないから、ほぼ、親が決めてるのと同じやと思う

 

 

 

二つ目の時期は・・・

子供が、自らの足で歩けるようになったら・・・『子供の横』に立って、歩いていく方向を指差してやったり・・・時に、危なっかしい事があったら、手を引っ張るなり、肩を抱きかかえるなりして、子供の手助けをしてやる時期

ちょっとずつ、自我が芽生えてきて・・・楽しいことは率先してやるけど・・・嫌なことからは逃げ出したい

「サッカーは面白くない・・・だから、柔道をやりたい」etc・・・とかね

当然やけど・・・この時期も、ある程度、親の意見は力を持ってるから・・・そこは、指差したり、手を引いたりして、いい方向に導いてやらなアカン時期ではあるわな

 

でも、その反面・・・

「勉強をしなさい」

「練習をしなさい」

「宿題をしなさい」

「脱いだ服は、ここに入れなさい」

「ゲームは、この時間帯だけにしなさい」等々・・・

親としたら・・・子供とぶつかりながら、一番口うるさく、いろんなことを、頭ごなしに言うてまう時期でもあるんとちゃうんかな?(^^)

 

 

 

三つ目の時期は・・・

子供が、自らの道を選択して歩み始めたら・・・『子供の後ろ』で、子供が立ち向かってる、向かい風に倒されへんように、しっかりと両足で踏ん張って、両手で背中を支えてやらなアカン時期

具体的には・・・学費や生活費の経済的援助であったり・・・壁に当たった時に、自らの経験上からアドバイスをして、メンタル面を支えてやることであったり・・・子供に負担を掛けへんように、自分の健康に気を配ったり、夫婦が円満であったり・・・

 

この時期に来たら・・・良くも悪くも、親の言うことなんか、聞かへんようになりはじめる

「サッカーをやりなさい」「これを食べなさい」「トレーニングをしなさい」etc・・・

頭ごなしの選択肢には、絶対に首を縦には振らんやろうし・・・仮にやったとしても、限りなく気持ちはそこにはないやろうな

 

ほんで・・・親よりも、友達や彼女、彼氏が優先

「自分自身」も固まってきて・・・当然やけど、多方面から「自己責任」が求められる時期

 

 

 

子供の成長度合いに関しては、かなりアバウトに記してるけど・・・

俺が言いたいのは、そこじゃなくて・・・

「親の立ち位置」

子供の成長の時々で、親の立ち位置が・・・子供の『前』なんか?・・・『横』なんか?・・・『後ろ』なんか?・・・ちゅう部分

親自身が、立ち位置を見失ってしまってることって・・・結構あるからね(^_^;)

 

いつまで経っても、ヨチヨチ歩きの子供のように、「子供のため、子供のため」って言いながら、手取り足取り何でもしてあげたり・・・

それぞれの時期の入れ替わりを見失ってしまって、子供の行動や感情にチャチャを入れてもうたり・・・

もう既に、三つ目の時期になってるにも拘らず、その見極めが出来んと、いつまでも二つ目の時期のように接してしもうたり・・・

俺も親やから・・・分かってて、やってしまってることも少なくないっちゅうのも分からんでもないけどな

 

せやけど・・・

そないすることで・・・親は「良し」と思ってる反面・・・子供自身が成長せえへんかったり・・・子供の心には、ほとんど届いてへん!ちゅうことは、多々ある

 

確かに、子供自身も・・・大人になりつつはあっても、半分は子供の考えの部分があるのも事実

せやけど・・・その時期、その時期を見極めた接し方は、ものごっつい大事やと思う

ほんで・・・二つ目の時期にこそ、子供にある程度の「自己責任」を背負わせてやることが、それ以上に大事なことやと、俺は考えてる

 

 

目に見える鎖(親の目の届く範囲)で繋いで、自分の見える場所をウロウロしてくれてるのが・・・親としては、何一つ心配事もないし、すべてが見えるから、一番楽やねんけど・・・・・それじゃあ、子供は成長しよれへん

 

見えへん鎖(絆)で繋がりながら・・・小学生の許容範囲、中学生の許容範囲、高校生の許容範囲・・・それぞれの時期の許容範囲ギリギリのライン(一歩外に出たら、アウトロー)上を歩いてもらうのが、一番、子供は勉強するんとちゃうんかな?って、俺は解釈してる

 

要するに・・・

子供を心の底から『信頼』して、自由に泳がせて・・・・・

自分(親)の目の届かへん場所でも、「自己責任」を持って行動するよう育ってもらう

「宿題したんか?」「トレーニングしたんか?」「門限は、〇時やぞ」etc・・・そんなことを言わんでも、自らやってくれるんが一番いいことやと思う

 

また、決して、許容範囲から一歩外には出て行かへん子に育ってもらう

親が鎖を引っ張って、「出えへんようにする」んやなくて・・・自らの「自己責任」によって、自ら「出ていかへん」子になってもらう

そうしとかんかったら・・・

社会に出た時には、許容範囲のラインは存在せえへんねんから!?

 

すべての物事の許容範囲を、己自身の経験や感性で見極める力がついてへんかったら・・・社会に出てまで、親が管理するわけにはいかへんやろ!?っちゅう話や

 

 

勉強でも、柔道でも、異性関係でも・・・

この期に及んで、いきなり「「自己責任」で行動せえ!」って言われても・・・なかなか難しいもんやと思うよ

人間(子供)は・・・誘惑には、ものごっつい弱い生き物やから・・・(もちろん、俺も含めてな(^_^;))

 

 

だからこそ・・・

勝つも負けるも「自己責任」・・・

高校に合格するも不合格になるも「自己責任」・・・

それもこれも、俺のことじゃなくて、お前自身のことやから・・・俺は、痛くも痒くもない

酷やと思われるやろうけど・・・俺は、我が子に対しては、ずっと、そない伝えて育ててきた

 

練習せえへんかったら、負けて当然やし・・・

勉強せえへんかったら、皆より遅れて当然や

せやけど・・・それを、身を以て経験してくれたら・・・同じ失敗は、二度と繰り返さへんやろうと、俺は考えてるから・・・

そうなってしまうことも、すべて「必然」と受け止める覚悟の上で、子供らには接するようにしてきた

 

せやけど・・・

この時期やからこそ、取り返しがつくんやという打算もあった

もちろん、大人になってからでも、取り返しはつくねんやろうけど・・・彼らの「心」自体、根底から見直さなアカン状態やったら、そらぁ大変やと思ってたから・・・・・子供のうちに、徹底して「自己責任」っていうもんを伝えてきたっちゅう訳や

 

せやから、俺と明美は、子供たち(特に、悠葉、REN)に・・・

「勉強せえ!」「練習をせえ!」「門限を守れ!」etcなんて・・・ある時期を境に、一切言うたことがない

 

もっと極論を言うたら・・・

俺(親)が、明日生きてる保証は、どこにもないんやぞ!

だからこそ、一日も早く「自己責任」ちゅうもんを背負った上で、物事を見据えんとアカンぞ!

・・・ってさえ伝えてきたくらいや

 

 

自分で考えることをせんと・・・ただ、親や監督が敷いたレールの上を走ってきた人間は・・・管理されることがなくなった時には、解き放たれてしまうことが結構ある

でも、子供の頃から・・・彼らを信頼して、「自己責任」を持たせて、自由に行動させといたら・・・親元を離れた時、社会に出た時も、ある程度のことはやり通すんとちゃうんかな?って、俺は考えてる

 

「自由」・・・「自由」・・・そない伝えて育ててはきたけど・・・

ホンマは・・・

「自由」こそ・・・最大の「不自由」!

その「自由」という名の「不自由」さの中で・・・子供らは、いろんなことを考え、行動し・・・やがて、「自己責任」っていうのは何なのか?を、自らの心で学ぶもんなんとちゃうんかな?って、俺は思うんよ

 

 

昔・・・

『スクールウォーズ』で、滝沢先生が言うとった

 

『相手を信じ、待ち、許してやること!』

 

子供を信じて・・・子供が目覚めるのを待って・・・時に、子供の浅はかな考えや行動を許してやること!

 

「言う」は容易いけど・・・「信じ、待ち、許す」ことは、ホンマに根気のいること

 

せやけど・・・親に、それが出来た時には・・・・・

子供との間に、ホンマの『信頼関係』が生まれる!ってことを・・・俺と明美は、長女(悠葉)と長男(REN)から、心底学ばせてもらった

その経験があるから・・・次男(SO)、三男(YAMATO)はもちろん・・・道場生に対してでも、焦ることなく、こんな感じで向き合うことができてるんかな?って感じてる

 

 

進学校に入学することは・・・ゴールじゃない!

柔道でチャンピオンになることも・・・ゴールじゃない!

いい企業に就職、素晴らしい職種に就くことかって・・・ゴールじゃない!

 

 

これから、自分の人生を切り開いていくであろう、子供たち全員が全員・・・

自分の人生を、死ぬまで真っ当することは・・・人として、当然のこと!

友達を作ること・・・

仲間を大切にすること・・・

伴侶を大切にすること・・・

我が子が、ひん曲がることなく・・・そんで、彼らが築いた家族の誰一人として、歯車の歯が欠けへんこと(輪を乱せへんこと)

(今日、明日、また近い将来のことだけやなくて・・・孫の代まで、円満やったら、俺ら親にとったら、それに越したことはないんやからね)

 

その上で・・・・・

素晴らしい学業成績を兼ね備えとったり・・・柔道でチャンピオンやったり・・・素晴らしい職種に就いとったら・・・

そらぁ、素晴らしく価値のあることやけど・・・

ただ、それだけしかなくて・・・・・仲間がおらんかったり・・・家族がガタガタやったら・・・せっかくな素晴らしさが、影を潜めてしまうような気がするんよな

 

 

俺自身・・・

「平凡」ちゅうもんが、どんだけ難しくて・・・どんだけ、素晴らしい事なのか!?ってことを、この歳になって理解し始めてきてる

「平凡」やからこそ・・・道場も運営できてるし・・・仕事もしてられるし・・・好きな車いじりもしてられる

せやから、「平凡」こそが・・・最大の「幸せ」なんやろなぁ~?って、俺は感じてるねん

 

子供が引きこもってたり・・・犯罪に手を染めてたり・・・夫婦仲が悪かったり・・・・・

それは、行き過ぎやったとしても・・・

長女(悠葉先生)が、仕事に行かへんかったり・・・

長男(REN)が、大学で一生懸命柔道に取り組んでなかったり・・・

次男(SO)が、中学校で意味もなく暴れまくったり・・・

三男(YAMATO)が、いじめられっ子で塞ぎ込んでたり・・・

何か一つでも、そのような心配事があったら・・・俺自身、こんなこと、絶対にしてられへん!

 

そうなれへんためにも・・・必要不可欠なことは・・・その年齢相応の「自己責任」なんとっちゃうんかな?

 

『家庭円満』っちゅうのは・・・ホンマ、よう言うたもんや(^^)

欲を言えば・・・孫の代まで、心配事なく、過ごしていけたら・・・俺自身、安心して死ねるわな

 

 

俺の「子育て」が・・・「吉」と出るんか?「凶」と出るんか?

 

今のところは、「吉」と出でてるけど・・・

真の答えは・・・まだまだ、果てしなく遠い

 

せやけど、まず第一段階として・・・

子供が親元を巣立った時にこそ・・・「子育て」の真価が問われる

その時に、慌てふためくことのないように・・・親として、「子育て」と真正面から向き合っていきたいもんやね?(^^)

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

約3年前・・・親御さんの転勤に伴って、名古屋の方に引っ越しするために・・・やむを得ず、「北岡道場」を退会せざるを得んようになってもうた、「柊生(シュウ)」と「律生(リツ)」

 

引っ越す、当時・・・シュウは小学校に入学する時期・・・リツは年中に上がる時期やった

名古屋で、2年過ごした後・・・また、転勤で・・・今は、東京におる

 

 

シュウとリツは・・・それぞれ、4歳と2歳の時から、ウチの道場でチョロチョロしとった

もちろん、試合に出れる年齢でもなかったし・・・「柔道」っていうもんを、詳しく指導してやれた訳でも、決してなかったと思う

 

練習中・・・チョロチョロと回転運動をして・・・疲れたら、板の間のお母さんのとこに来て、バナナを食ったり、お菓子を食ったり、牛乳を飲んだり・・・

ある程度、休憩したら・・・また、畳に上がっていって、チョロチョロして・・・

 

そんなことの繰り返しで、決して柔道を指導してやれた訳ではなかったけど・・・

名古屋に引っ越してからも、通える道場を探して・・・リツは柔道を続けてくれた

 

シュウは、お兄ちゃんやねんけど・・・体がちっちゃくて、ちょっと体が弱くてなぁ~

名古屋に行ってからは、しばらく柔道からは遠ざかってた

せやけど・・・

東京に行って・・・3年生の後半くらいから、また柔道をやり始めてくれたらしい

 

 

せやから、今は・・・

シュウもリツも・・・共に、東京で柔道をしてくれてる

 

 

 

 

その、シュウとリツが・・・仙台に遊びに来てくれた機会に、北岡道場の練習に参加してくれた

 

当時2歳やったリツは・・・YAMATO(ウチの三男坊:当時3歳)と、取っ組み合って、チョロチョロチョロチョロしとったねんけど・・・

現在は、リツは2年生・・・YAMATOは3年生(体は、リツの方が大きいかな?)・・・

ガチンコで、やり合ってたよ(^^)

 

シュウは、4年生やけど・・・

さすがに、3年近くのブランクもあって、ガチンコっていう訳にはいかへんかったけど・・・

当時を思い出してか?・・・YAMATOとか、他の子達と乱取りをしとったわ(^^)

 

 

 

練習中・・・

牛乳飲んで、バナナ食って、お菓子まで食って・・・・・

チョロチョロチョロチョロしとった連中(シュウ、リツ、YAMATO)が・・・

今現在、YAMATOは・・・宮城県の学年別の大会では、上位に入賞するようになってくれた

リツは、学年下やけど・・・そのYAMATOと、ガチンコでやり合えるねんから・・・

子供の成長っちゅうのは・・・ホンマ、恐ろしい限りやわ(^_^;)

 

 

せやけど、俺・・・ただそれだけで、ええんとちゃうんかな?って思うよ

 

練習の合間に・・・牛乳飲んでようが・・・お菓子食ってようが・・・

楽しんで道場に来て・・・「柔道が楽しい!」って感じてくれることが一番やと思う

その「柔道が楽しい!」が・・・名古屋に行っても、東京に行っても、「柔道」を続けてくれる原動力になってくれてるはずやから・・・

 

もちろん、中学や高校になった時・・・また、大人になって何かに取り組んだ時にでも・・・その「原動力」がなかったら、何一つ、前に進めへんような気がするねんよなぁ?

 

『好きこそものの上手なれ』

・・・・・やと、俺は思うんよ

 

 

 

今回、シュウとリツのお母さん(ゆかりちゃん)と話をして、安心した

 

ゆかりちゃんは・・・ホンマに、シュウとリツを、自由に楽しみながら、いろんなことに取り組ませてるって感じたから・・・

子供に、「危機感」を持たせるわけでもなく・・・「切羽詰まらせる」わけでもなく・・・ホンマに、のびのびと「柔道」に取り組ませてるんやなぁ~って、ホンマに安心した

 

ほんで、また・・・仙台に来たついでやったとしても、こうやって「北岡道場」に顔を出しに来てくれたことが、ものごっつい嬉しいことやったよ

 

道場を卒業していった連中は、当然やけど・・・

今回、来てくれた、柊生と律生にしても然り・・・

東京に引っ越した、昂大、聖翔、拓満にしても然り・・・

埼玉の強豪中学を選択した、瑛美にしても然り・・・

もう一人、東京に引っ越した、JOEにしても然り・・・

離れてても・・・『北岡道場』で繋がってられる

 

「柔道」を続けてるとか、続けてないとか、そんなことは一切関係ない!

みんな、「故郷」である『北岡道場』で、繋がってられるねん

 

せやから・・・みんながみんな、道場に帰ってきてくれる

 

この素晴らしいコミュニティーに・・・心から感謝したい!!

 

 

 

この先・・・

20周年・・・

いや・・・

30周年・・・くらいまでは、生きて続けていきたいなぁ~(^^)

 

その頃には・・・今おる子供達のJr達が、ぎょうさんおってくれたら・・・俺と明美は、ものごっつい幸せな人生なんやろなぁ~

 

それを、『夢』で終わらせへんためにも・・・ホンマに、健康でおらなアカンな(^_^;)

 

 

柊生!

律生!

ゆかりちゃん!

来てくれてありがとう!

また、会う日まで・・・

 

 

元気出して・・・

健康でいよう!

READY! GO!!

 

 

 

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983-0821
宮城県仙台市宮城野区
岩切字昭和北2-15

【連絡先】
022-782-7780
(きたおか接骨院内)

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