2018年 4月

4月22日(日)・・・『北岡道場ピクニック』と称して、加瀬沼公園で大いに遊んできた

 

メインは・・・子供たちに、「道場の仲間たちと、思いっきり遊んでもらいたい!」っちゅうことからの企画やってんけど・・・

その企画途中に・・・新しい仲間(3家族)も増えたもんやから・・・

新しい仲間(ご父兄たち)との「懇親会」も兼ねてちゅうことにして・・・子供も大人も、なんやかんやで、ぎょうさん集まってくれとったわ

 

 

基本的に・・・北岡道場(っちゅうより、まぁ俺やな(^^)  俺は、あんまり「決まり」を作るのが好きな方やないから・・・)には、「決まり」とか「強制」は一切あれへんから・・・

子供も大人も・・・あくまで「自由参加」(もちろん・・・「自由解散」やしな!(^^)!)

 

集合時間も、マチマチやし・・・

俺は・・・管理事務所に申請しに行かなアカンっちゅうこともあって、また場所取りもあって・・・一応、AM8:00頃には現地に行ってたけど・・・

 

AM9:00にくる子(ご父兄)もおれば・・・AM11:00にくる子(ご父兄)もおるし・・・

昼に帰る子(ご父兄)もおれば・・・全員が解散するまで遊んでる子(ご父兄)もおるし・・・

子供だけ送り迎えする家庭もあれば・・・子供は来えへんのに、親だけ参加の家庭もあるし(^_^;)・・・

なんやかんやで・・・出たり入ったりはあったけど、大方80人ほどが集まったみたいやな?!(^^)!

 

 

せやけど・・・

子供たちは、メッチャ楽しそうやったなぁ~(^^)

 

走りまくって・・・大汗かいて・・・弁当食って・・・ジュース飲んで・・・お菓子食って・・・遊んで・・・・・

いずれにしても・・・彼らが通ってるであろう、小学校とか中学校っちゅうコミュニティーとは、明らかに何かが違うんやろな?

 

下は・・・年中さんから、上は中学3年生まで・・・

おまけに・・・もう、終わりかけやったけど、凜杜先輩(高1)も顔を出してくれて・・・

そんな子達が、ごちゃ混ぜになって遊ぶなんちゅうのは・・・ホンマに、ええことやと思う

 

俺らの子供の頃は・・・近所の子供らが集まって、6年生のガキ大将が取りまとめてくれて、学年関係なしに、よう遊んだもんやけど・・・

最近は・・・そんな光景を、ほとんど見いへんようになったもんなぁ~?(^^;)

 

 

俺・・・個人的に、勝手に思ってるねんけど・・・

学校のクラスの中であったり(まぁ、学校生活やな)・・・

道場での柔道の練習時間であったり・・・

塾っていうコミュニティーであったり・・・

家庭内での生活であったり・・・

親子関係であったり・・・

それら、目に見える「決まり事」がある中での生活っちゅうのは・・・当然、大事なことやと思うんやけど・・・

 

それ以上に・・・友達同士、仲間同士で「遊ぶ」っちゅうことの方が・・・

生きていく上での「人との接し方」「人との付き合い方」等・・・目には見えへん「暗黙のルール」を学ぶっていう部分では、ものごっつい大事なような気がすんねんよな!?

 

 

友達同士で「遊ぶ」って・・・一見、なんの「決まり事」もなくて、自由に見えるけど・・・

「暗黙のルール(境界線)」っちゅうもんが、絶対に存在するやん!?

 

それって、実は・・・

全員一律の「決まり事」がある中で過ごすことより、格段に難しいことやと俺は思うんよ

 

もちろん、その「ルール」って、大人になっても存在することやし・・・

せやからこそ、やっぱり子供のうちにその「ルール」を学んでへんかったら・・・大人になっても、苦労するんとちゃうやろか?(^_^;)

現に・・・大人でも、自分勝手で、その「ルール」から逸脱してる人も結構おるもんね?

 

 

ある意味で、「大人」になり切れてへんであろう、俺が言うのもなんやけど・・・

「子供」って・・・実は、メッチャ、シビアやんか?

 

いっしょに、楽しく遊んでる中・・・一人だけ、違った行動を取っとったら、「んっ?」ってなるやろうし・・・

いっしょに、楽しく遊んでる中・・・思い通りになれへんからっちゅうて、ブー垂れとったら、「なんや?こいつ!」ってなるやろうし・・・

いっしょに、楽しく遊んでる中・・・一人、メソメソ泣いとったら、「こいつとは、いっしょに遊ばれへんな!?」って思われるやろうし・・・

 

 

結局は・・・人生(人間が歩んでいく道筋)なんか・・・すべてが、その延長線上やねんから・・・

その中で、「ルール」を理解してへんかったら・・・完全に、孤立してまうやんか?

 

せやから・・・それは「家庭教育」でも、気を付けていかなアカン部分なんとちゃうかな?って、俺は個人的には、そない思ってる

要するに・・・「家庭」っていう、子供たちにとって、一番小さな社会で「許されてること」は・・・

次の社会でも、当然、それがまかり通るもんやと思って、当たり前にその行動を取るんとちゃうんかな?ってこと

 

 

たとえば、人間であったって・・・

サルに育てられたら・・・サルみたいな行動を取るやろうし・・・

オオカミに育てられたら・・・言葉なんか、しゃべれるはずがあれへん

 

それらは・・・メッチャ、大袈裟な例え話やけど・・・

せやけど・・・結局は、そうやと思うねんよな?

 

せやから・・・

俺ら(親)は・・・まず、「家庭教育」の中で、そのラインを逸脱せえへんように・・・

試行錯誤しながら、子供らに伝えるべきなんやで

(もちろん、俺は・・・あいつら(道場生)の「親父」として・・・「柔道」以外の大切な部分を、普段から口うるさく伝えまくってるけどな(^_^;))

 

その・・・各家庭の考え・・・各家庭の振り幅・・・各家庭のルール・・・

云わば・・・

それら、いろんな各家庭の中で育てられてきた、まったく違う人種同士が集まって遊び始めると・・・

そこには・・・「暗黙のルール(ライン)」が存在し始める

 

そのラインこそ・・・おそらく、世間一般でいう「境界線」なんやと、俺は思ってる

 

そのラインを逸脱する者は・・・

当然、この次、またその次の「社会」でも・・・要領良く生きていくことは、限りなく困難を極めるんとちゃうんかな?

 

 

せやからこそ・・・

教科書からじゃ、学ばれへん!

柔道からでも、学ばれへん!

 

「勉強」「柔道」「サッカー」etcって・・・

目先のことに躍起になってしまうと、一見、必要なさそうに思ってしまいがちやけど・・・

「三つ子の魂百まで」っていうくらいやから・・・子供の頃に、「暗黙のルール」を十二分に学んでもらえるよう・・・

そこは、あえて「遊び(仲間)」の中に放り込んでやることも・・・実は、メッチャ大事なことなんとちゃうんかな?って、俺は思うねんよな

 

昔は・・・学校の仲間同士、学校内外如何に拘らず、みんな集まって遊んでたから・・・

そんなことは黙ってても学べたような気がするけど・・・

今の時代は・・・俺らが育ってきた時代とは、世の中の風潮(学校教育、余暇時間の過ごし方、その他諸々)が、ちょっと違ってきてるからなぁ~?

 

余談やけど・・

そんな世の中の風潮の変化を、俺自身が切実に感じたからこそ・・・

ウチ(北岡家)の子供たちは・・・あえて、そんな「環境」に、限りなく放り込んできたし、今も放り込んでる

 

「友達を、大事にせえ!」

「何よりも、仲間を大切にせえ!」

「時には、家族との約束よりも、友達との時間を優先せえ!」

そんな類の言葉は・・・普段から、嫌っちゅうくらい、あいつらに伝えてるし・・・

 

せやからやろなぁ?

特に、REN(長男)なんかは・・・確かに、勉強はできへんかった(学校の成績は悪かった)けど・・・

小中高はもちろん、ほんで、また大学生になった今現在も・・・

どこにいっても、たくさんの仲間に囲まれながら、「素晴らしい」学生生活を送ってるな?って、羨ましく思うことさえあるよ

 

もちろん・・・それが、正しいんか?間違ってるんか?は、個々の考えがあるから・・・一概に、決めることはできへんけど・・・

せやけど、少なくとも俺自身のことを言うたら・・・

今現在(47歳になった今)もつながってる、大切な「仲間」がいてくれたことが、限りなく己の人生を左右してきたと思ってるし・・・

やっぱり、心から奴ら(仲間:親友たち)に感謝もしてる

 

 

せやから・・・ちゅう訳やないけど・・・

やっぱり、個人的には・・・常々、そんな「環境」を、道場生たちにも限りなく与えてやりたいなって考えるよな?

だから・・・また、こんな企画を考案していきたいなって思うよ!

 

 

いずれにしても・・・

「柔道」も大事!

「試合」も大事!

もちろん、「勉強」も「ゲーム」も大事!

 

せやけど、やっぱり・・・

いつの時代も・・・『仲間』が、メッチャ大事!!

 

いつものことやろうやけど・・・

俺の考えを、貫き通したような内容になってもうてることについては・・・

「また、北岡の戯言か!?」って思っていただき・・・どうか、勘弁してほしい(^_^;)

 

 

 

もうすぐ・・・ゴールデンウィーク!

「北岡道場」は・・・遠征、合同練習どころか、普段の練習も完全休暇(^^)

仲間、家族、彼氏、彼女と・・・思う存分遊んできたらええねん!

ほんで、また・・・

「柔道」をする時は、一生懸命「柔道」をしようやないかっ!?

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

『北岡道場』を設立して・・・今年で、12年目になる

 

道場を設立する前は・・・

長女:悠葉先生(22歳)、長男:REN(20歳)が・・・それぞれ、小学校2年生、年長さんの時から、某道場にお世話になっとって・・・

俺自身も、道場設立のための勉強をさせていただいとった

せやから・・・俺自身、少年柔道の世界に足を踏み入れてから・・・約15年になる

 

 

約15年が経過して・・・最近、俺が率直に感じてることを記そうと思う

 

 

最近の子達を、当時の子達と比べてみたら・・・体の成長度合いが、ものごっつい早いなぁ~って感じる

たとえば・・・

長男:RENが、中学1年生の当時(今から、約8年前)と比べてみたら・・・

今の中学1年生の子達の方が、全体的に体もデカいし、第二次成長期を迎えてるであろう子が、ぎょうさんおるように思う

ホンマに成長期を迎える段階が早いなぁ~って感じるよ

 

せやけど、その反面・・・

同じ学年であったとしても・・・その成長の早い子(早くに、第二次性徴を迎えた子)と、まだ子供の体のままの子が、試合で対戦するのを見てると・・・「危ないなぁ~?」って感じることも、個人的には、ここ最近は少なくないような気がするねん

 

ウチの次男:SOは・・・現在、中学2年生

昨年の秋(彼が、中学1年生の秋)、体重無差別の学年別の県大会に出場したねんけど・・・

その時は、切実に・・・「危ないな!?」って感じた

 

 

SOは・・・結構、しっかりと練習をする子

せやから・・・体幹もしっかりしてるし・・・同じ体重の中やったら、筋力では、ある程度通用する方やと思う

せやけど・・・体格差、ほんで、それに伴う力の強さだけは、どないもなれへん

 

その、どないもなれへん体格差と力の差で・・・(相手も勝とうと必死なんやから)巻き込まれてしまったり・・・自分が技を掛けた際に、膝の上に乗られたり・・・最悪のケースは、高い位置から頭から落とされたり・・・

そない考えたら・・・「これは、アカンな?」って考えざるを得んかった

 

結構、体がしっかりしてるSOでも、そない感じたくらいやから・・・

他の子やったら・・・さらに、危険な場合もあると思う

 

ほんなら・・・「危険が付きまとえへんように、もっとレベルアップに徹したらええんとちゃうんか?」

・・・・・っちゅう意見もあるかも知れんけど・・・

それ自体も通用せえへんくらい、体の成長度合いの差の方が上回ってるような気がすんねんよな?

 

 

せやから・・・俺、決めてん!

今年から・・・体の小さい中学生(男女問わず)は・・・「体重無差別の大会には、極力出場させへん方向でいこう!」って

もちろん、小学生でも・・・学年によって(特に高学年)は、体の小さな子は、リスク回避のために、出場させへんことも考えていかなアカンな?って、考えてる

(団体戦に関しては・・・その都度、ケースバイケースで考えていかなアカンやろうけどな)

 

ちなみに、これは・・・「大事な体重別の試合に照準を合わせて、無理をさせへん!」とか・・・そんなことでは、一切あれへんで!?

俺が、照準を合わせてるのは・・・もっともっと先!

 

もし高校、大学でも「柔道」を続けたいと考えてる者がおるとしよう

そんな子らに対して・・・俺の感性を最優先にして、今、無理をさせ過ぎて怪我でもしてもうたら・・・

高校、大学っていう「勝負」をせなアカン大事な時期に・・・

小中学生の時に負ってしもうた怪我を引きずらせて、追い込んだ練習ができへんなんていうような・・・そんなもどかしい思いは、俺の大切な子供達にはさせられへんからね?

 

ほんで、また・・・

ウチの道場で柔道をしてる子達、全員が全員、オリンピックを目指してるわけではあれへんやろうし・・・

(仮に、そんな子がおったとしても・・・それやったら、なおさらやわ!)

今日、明日の勝ち負けを最優先にすることで・・・失ってしまうかも知れへん、大きすぎる代償とは、引き換えにはさせられへんやん!?

 

もちろん、それは・・・「今現在(成長期である小中学生の時期)」の話やで

「今」は・・・そこまで大きな代償を払ってまで、手に入れるっちゅうもん自体、限りなく少ないんとちゃうんかな?って、俺は思うねんよ

 

 

そないな偉そうなことを言うてる、俺自身にも・・・

確かに・・・大学生の頃、実業団に所属しとった頃・・・大きな代償を払ってまで、『夢』を追った時期があった

それは・・・生活面も然り・・・金銭面も然り・・・肉体面も然り・・・・・

 

他の社員と同様に、朝から夕方まで通常勤務をして・・・自分の余暇時間を使って、練習、トレーニングをする

身体作りはじめ、見えへん部分での出費は、少なからずある

ほんで、試合の度に、7~8kgの減量をするねんけど・・・決して、体には良くはあれへんわな?

正直、当時の俺は・・・勝つことの代償として「腕の一本くらいやったら、動かへんようになっても構わへん」ってくらいに思ってたんかも知れへん?

 

現に、俺の左手(特に人差し指)は、頚椎の損傷からくる神経麻痺で、23歳の頃から痺れたまま・・・もう、ずっと感覚がない

今は、もちろん、「そんな代償を払ってでも・・・」なんてことは、微塵も考えへんし・・・

現在、大学で頑張ってる長男:RENや、卒業生の沙季先輩でさえ、大きな怪我がないまま、選手生活を終えてほしいって、心から願ってる

それは、きっと・・・選手としてやってた時の自分自身を、客観的に見れるくらい、歳を重ねたからなんやろうけどね?

 

要するに・・・

「それくらいの怪我をするリスクは、柔道選手(アスリート)である以上、大なり小なり存在する!」

・・・そういった風潮も、少なからず存在するし・・・俺ら自身も、それが「普通」やと思いながら過ごしてきたけど・・・

ホンマは・・・そう思うこと自体、ナンセンスなんかも知れへんよな?

 

 

余談やけど・・・

俺、23歳の時に結婚して・・・悠葉先生が生まれて・・・

忘れもせえへん・・・明美とちっちゃな悠葉先生と、新横浜駅近くのドラックストアに買い物に行った時のこと

その時・・・2Lの水やったか?スポーツドリンクやったか?を買って、4本(計8kg)を袋に入れて片手で持って、もう片方の腕には、悠葉先生を抱っこして、駐車場まで歩いてたねんな

 

悠葉先生を、片手で抱っこしてたから、余計に感じたんかも知れへんけど・・・

それにしてでも・・・

俺・・・袋に入れて持ってるペットボトル4本が、ものごっつい重くて、ものごっつい億劫に感じたねん

 

「クソッ! 重ったいなぁ~!?」

 

そない思ったと同時に・・・ふっと我に返ったねん

「ちょっと待てよ!? 俺・・・試合するたびに、こんだけの量(8kg)を、体から抜いてるんとちゃうんか!?」

・・・・・・・・・・

・・・・・

 

ゾッとしたよ(^_^;)

 

 

さっきも記したけど・・

それらすべてを・・・若気の至りで理解してへんかったんか?

それとも・・・あえて、分かろうとせえへんようにしてたんか?

今となっては、忘れてもうたけど・・・

いずれにしても、あの時は・・・そないな負担やリスクを背負ってでも、どんな状況であれ「勝ちたい!」って、心底思ってたんやろうな?きっと・・・

 

 

せやけど・・・それらすべては、「大人」になっての俺が、己自身で決めたことやねん

限りなく多くある選択肢の中から・・・

限りなく経験してきた物事の中から・・・

限りない誘惑があるにも拘わらず・・・

限りない「自分自身の弱さ」の克服を含め・・・

怪我をするリスク(将来(歳を重ねた時)、痛みを抱えたまま過ごさなアカンかも知れへん)など・・・

そんなことを全部ひっくるめてでも・・・曲がりなりにも、世の中の「酸い」も「甘い」もを、一応知っての上で、選択をしたのは己自身やったねんよな!?

 

 

せやけど・・・小学生、中学生の彼らは、そうではないやんか?

世の中の「酸い」も「甘い」もを、俺ら大人ほど知ってる訳ではあれへんやろうし・・・

選択肢も・・・せいぜい、数種類ってとことちゃうかな?

 

そんな彼らに・・・

少年スポーツとして、たまたま「柔道」を選択した彼らに・・・

あらゆる方向に、限りある可能性を秘めた彼らに・・・

俺が大学や実業団で選択してきた、チャンピオンスポーツとしての「JUDO」っちゅうもんの感性を、押し付ける訳にはいかへんやん!って、俺は考えてる

 

もちろん、将来「JUDO」を選択していく子にとっても・・・

高校、大学で、ホンマに勝負できる時に、追い込んだ練習ができへんくらいの怪我を・・・今日、明日の結果を求める代償として、彼らに抱えさせてしまう可能性があるんやったら・・・リスク回避を、最優先に考えてやるべきなんとちゃうんかな?って、俺は思ってる

 

せやから・・・

柔道如何に拘らず・・・あらゆる方向にでも、限りない可能性を持った彼らをあずかってる、今現在

いろんな角度から、彼らを『守ってやる』ことも・・・俺ら、少年柔道の指導者・教育者の役目なんとちゃうんかな?って・・・

そないな考えが・・・最近、俺の心の中で、ものごっつい蠢くねんよな?

 

 

俺の勝手な「考え」を記したついでで、付け加えとくけど・・・

肉体面で・・・

体幹をしっかりさせるために、(喘息等がある子が)心肺機能を向上させるために、身体自体を強くするために・・・

また、精神面等で・・・

挨拶・返事がしっかりとできるように、辛いことから逃げ出せへんように、仲間を大切にするように、感謝の念を忘れへんように、何事に対しても辛抱と努力ができるように・・・

そういった意味合いでは・・・道場生に対して「親父」目線で、普段から徹底的に叱咤してるつもりでおるで(^^)

 

 

 

ここ数年の『北岡道場』の卒業生は・・・

怪我を抱えた状態ではなく・・・

「柔道」の「じ」の字も分からへんような、素人同然の状態(「お前(北岡)が、ちゃんと指導せえ!」っちゅう話やけどな(苦笑))で・・・

ただ単に・・・「柔道が好き」っていう想いを持たせただけで・・・・・

高校の監督に、バトンタッチさせていただいてる

 

せやけど・・・それが、俺の理想であって、俺の信念に基づいた「考え」なんやから・・・

その状態で、俺の元を巣立っていってくれることは・・・紛れもなく、「◎(二重丸)」やと、俺は個人的に思ってる!(^^)!

 

 

例えるなら・・・

手のひらに乗っけた「盆栽」は・・・あらゆる角度から見ても、美しさはこの上ない

せやけど・・・その美しい「盆栽」は・・・それ以上は、大きくはなりよれへん!

 

それに反して・・・

雑草のように、放ったらかしで伸び放題の樹木は・・・どんどんどんどん幹を太くして、どんどんどんどん上に伸びていきよる

その過程で、横道に逸れるべく・・・本来(柔道の結果だけを追求するの)であれば、必要のない「余計な枝」も四方八方に伸ばし放題に伸びていく

 

ぎょうさんの水(柔道が好きになる要素)を与えてやって・・・

必要以上の栄養(遊び、悪さ、余暇時間)を与えてやって・・・

委縮するようなストレス(限りなく、結果を追求することなど)を与えることなく・・・

自由気ままな状態であっても、「信じて」「待って」「許して」やって・・・

十二分に幹を太くして・・・十二分に上や横に伸び放題になった・・・

そんな・・・「彼ら」を・・・

次の指導者に、バトンタッチさせていただく

 

そしたら、次の指導者の先生(高校や大学の監督)が・・・

「余計な枝」を、すべて鉈で切り落としてくれることやろう?と・・・俺は思ってる

 

 

ほんなら、どないやろか?

「余計な枝」が一切ない・・・真っ直ぐ一直線に伸びた、太い「大木」になるんとちゃうやろか?

 

その「大木」を・・・「社会」という名の大海原に、解き放してやることが、俺ら教育者にとっては、一番ベストなことなんとちゃうんかな?って・・・

俺は、そないな勝手な「考え」を持ってる

 

要するに・・・俺の手のひらの上で、きれいに剪定された「盆栽」なんか・・・俺にとったら、何の価値もあれへんねん!

一日も早く・・・いろんな意味で、俺自身のすべてを追い越してほしいって願ってるよ

 

 

ほんで、欲張りを言うたら・・・

次の指導者にバトンタッチする時に・・・

「己自身の心の弱さに負けて・・・このオッサン(北岡)を裏切るわけにはいかへん!」

「己自身の心の弱さに負けて・・・後輩たちに、顔向けができへんことはできへん!」

そないな、「ええプレッシャー(責任)」を、背中に背負い込んでくれるような人に育ってくれとったら・・・

俺自身・・・さらに、嬉しく思えるな(^^)

 

 

話が、前後してもうたけど・・・

出会ってしまった以上、出会う前には戻られへん!

 

俺にとって、そんな大切な彼らに・・・

「一流」の社会人に、育ってもらうべく・・・

 

中くらいの喜び(もうちょっと頑張って手を伸ばしたら、「頂」に手が届く位置)と・・・

ちっちゃな挫折(自分の力で、立ち上がってこれるくらいの挫折感)と・・・

自分の周りにおる人たちを「思いやる」心と・・・

自分を支えてくれてる人に対する「責任」と・・・etc・・・

そんな大切な、ぎょうさんのことを・・・柔道を通じて、日々、経験(勉強)しながら・・・

どんな場所に行っても・・・どんな環境に置かれても・・・

「与えられた環境の中で、最大限の努力(辛抱と努力)ができる」人になってもらいたいと、心から願ってるよ

 

 

 

 

今週末、日曜日は・・・

新しい子達も、数名増えたから・・・

『北岡道場 ピクニック』と称して・・・加瀬沼公園で、子供達、父兄の懇親会や!(^^)!

 

楽しみやなぁ~(^^)

天気が良くなることを祈るばかりやで(^^)

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

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983-0821
宮城県仙台市宮城野区
岩切字昭和北2-15

【連絡先】
022-782-7780
(きたおか接骨院内)

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